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ホーム > 健康・福祉 > 子ども・子育て > 少子化対策 > 大学生が創る未来への羅針盤 > 大学生が創る未来への羅針盤.静岡福祉大学レポ

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更新日:平成30年2月26日

大学生が創る未来への羅針盤

静岡福祉大学

私の子どもたちがふるさとだと思える静岡をつくるプロジェクト

静岡福祉大学西尾ゼミ
ライフデザインフォーラム

日時: 平成29年2月3日金曜日14時00分〜16時30分
場所: シズウェル(静岡県総合社会福祉会館)701号室

常葉大学健康プロデュース学部こども健康学科3年
望月惟未

静岡福祉大学西尾ゼミの学生達は、将来に向けての「しごと」と「くらし」をどう作っていくかという自身のライフデザインと、ワークライフバランスを実現するための社会の支援のあり方は密接に関係していると考えています。今回のフォーラムでは、次世代の子どもたちが暮らす静岡の地域社会をふるさとだと感じられる循環をつくりだすために、自分たちは何ができるか、コメンテーターとの意見交換や、「ふじのくに人生ゲーム」(仮称)の提案が行われました。

【フォーラムの内容】
  1. アンケート調査の概要・インタビュー調査報告
  2. 沖縄フィールドスタディ報告
  3. 結婚・子育てについての大学生の考え方
  4. ふじのくに人生ゲームの提案
  5. 意見交換(フォーラム)
アンケート調査から見えたこと

平成28年12月に、静岡福祉大学の学生と、県内高校生、計468名に行ったライフデザインに関するアンケート結果が発表されました。特に印象に残ったものを紹介します。

〇就職について希望する地域を「静岡県内」と回答した理由

1位・・・経済的に楽だから(119人)
2位・・・故郷に愛着があるから(109人)
3位・・・家族と一緒に暮らしたい(77人)という結果でした。

〇「子どもを欲しくない」と回答した理由

1位・・・基本的に子どもが好きではない(13人)
2位・・・自分の生き方を大切にしたい(12人)
3位・・・親になることに自信がない(8名)

「親になることが自信ない」という数字を今後減らしていくことが課題と言っていました。
その他の自由意見として、「夫や周りの人も積極的に子育てを手伝うことが大事」「育児休暇や産休を取りやすくするべき」といった意見が出ていました。

また、60歳代〜80歳代の15人に昔と今の生活の違い(仕事、生活、恋愛・結婚、出産・子育てなど)をインタビューした結果も発表され

  • 昔は近所との繋がりが強く、ご飯やお風呂までもらったこともあった
  • 就職も人の繋がりや紹介だった
  • 昔は結婚相手を探してくれるおばさんがいた

という「人の繋がり」が生活にとても密着していたことがわかりました。

沖縄フィールドスタディの報告

合計特殊出生率が日本一高い沖縄県(1.94)。次世代の子供達が暮らす地域社会をふるさとだと感じられる循環を作り出すカギとなる地域生活環境と人間関係を学ぶため、平成28年12月26日に糸満市にて行われたフィールドワークの報告がありました。糸満市公設市場にてもちつき大会を行ったところ、沖縄の一人一人の子どもにはとても明るさがあり、地域の横のつながりがあると街は繁栄していくことを実感したそうです。

結婚・子育てについての大学生の考え方

「結婚は、昔、自分の選択の余地は少なく、家と家を結ぶ手段(社会のネットワーク)であったが、今は選択肢の幅が広いからタイミングと判断が難しいのではないか。」という意見がありました。また、今の人がイメージする結婚は、姑、マザコン、自由が束縛される、離婚といったマイナスイメージが大きく、また結婚が必ずしも幸せとは限らない、しなくても経済的に自立していくこともできるからあえて結婚という選択をしなくなっているとのこと。「選択肢がありすぎて、個人の選択にまかせられすぎて決められないのでは?」という意見が印象的でした。

ふじのくに人生ゲームの提案

アメリカで人気のコミュニケーションツール「アンゲーム」をヒントに、ライフデザインを考えることのできるボードゲームとしてゼミ生が制作したものを参加者が実際にゲームを行いました。静岡県地図にマス目が描かれてあり、すごろくの要領で進めていく、いわば「人生ゲーム」です。「就職」「結婚」「子育て」などのイベントに対し、カードを引いて自分はどう考えるか意見を言うのですが、思わず本音が出たり、意外な答えが返ってきたりと短時間でありながら参加者の人となりが分かり、とても良いなと思いました。またどのグループも大変盛り上がっていました。中学生以上を対象にしており、今後の社会を担う彼らの将来のライフデザインの組み立てが明確になっていくことを期待しているそうです。

意見交換

意見交換として、以下3人のコメンテーターよりご意見をいただきました。
静岡県社会福祉協議会地域福祉課窪田亮
静岡時代代表鈴木智子
江東区南砂子ども家庭支援センター“みずべ”ソーシャルワーカー小笠原快

窪田さんからは、「ご自身が最近結婚したことを踏まえ、結婚して二人で暮らすことで新しい発見があるし、一人の時にはなかった、地域のつながりもできたので結婚はとてもいいものですよ」という意見をいただきました。
鈴木さんからは、「『ふじのくに人生ゲーム』は、アンケートよりもリアルな意見が引き出せる、盛り上がるので本音が出てくるのが良い」という意見でした。ゲームの質問にご当地ネタなど「地域のつながり」に関する質問を入れたらどうか?など、さらなる改良点についても話していました。
小笠原さんは、虐待に関する対応をされているそうで、あまり表に出ることのない現場のリアルをお話いただきました。望まない妊娠、虐待、ひとり親、母親の風俗勤務が増えていること、さらにその子どもが望まない妊娠をするという負のスパイラルに陥っており、出生率上昇の裏に歪みがあることを初めて知りました。

【参加者の声】静岡福祉大学社会福祉学部医療福祉学科村瀬比呂さん

コメンテーターの話から、学生では知らないようなことを知ることができ、もっと知りたいと感じました。学生だけではなく、多くの大人の意見も聞ける場も欲しいと思いました。「ふじのくに人生ゲーム」は実際やってみると困ってしまう質問もあったので、今回の意見をふまえて改良して、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。また、アンケート調査を行う範囲を市や県などに広げ、調査を深めていくつもりです。

【ゼミ生から一言】
静岡福祉大学社会福祉学部福祉心理学科髙村優奈さん
医療福祉学科湯田彩乃さん

今までライフデザインについて考える機会がありませんでしたが、今回を通して、自分の将来に向けて考える良いきっかけとなったと思います。今回学んだことを、福祉と仕事の関連性を用いて個々に深め、考えていきたいですね。自分の意見を周りと共有したり、周りの意見を取り入れることで新たな発見や考え方ができたので良かったと思います。

【編集後記】

フォーラムの中で行われた人生ゲームがとても楽しく、興味深かったです。静岡県の地図を土台として使い、人生をレールと見立てる案はとても良かったと思います。今回の改善案を活かし、さらに良いものへとパワーアップした人生ゲームを、ぜひ静岡県外の人にも体験してほしいと思いました。地域の良さを気軽に楽しくゲームで知ってもらうことで、地域活性化の効果が得られると思います。また、他の人の意見を聞くことは自分の視野を広げる機会になるので、今回はとても貴重な時間となりました。今後、色々な大学での意見をもとに多くの人と関われる機会がさらに増えていくと良いと思います。私自身もこのような機会があれば積極的に参加し、周りにも発信していきたいと感じました。

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