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ホーム > 健康・福祉 > 子ども・子育て > 少子化対策 > 大学生が創る未来への羅針盤 > 大学生が創る未来への羅針盤.静岡県立大学レポ

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更新日:平成30年2月26日

大学生が創る未来への羅針盤

静岡県立大学

私たちで作り出すライフデザイン・プロジェクト事業
~ジェンダーに縛られない子育て社会を目指して~

静岡県立大学国際関係学部犬塚ゼミ
私たちで作り出すライフデザイン・プロジェクト事業
〜ジェンダーに縛られない子育て社会を目指して〜

日時: 平成29年1月31日火曜日13時00分〜15時00分
場所: 静岡県立大学国際関係学部棟演習室3105

常葉大学健康プロデュース学部こども健康学科3年
望月惟未

犬塚ゼミでは「私たちで作り出すライフデザイン・プロジェクト事業」として、平成28年11月に大学生向けワークショップ『ハッピーライフ相談会』、12月には現役ママから子育ての現状を聞く『島田市意見交換会』を行いました。今回はこれらの結果をもとに政策提言を取りまとめているゼミの様子をレポートします。

ハッピーライフ相談会(結婚、出産、子育てを考える大学生ワークショップ)
  • 開催/平成28年11月29日
  • 参加者/子育て中の男女3人、子育て支援団体「まいせるふ」、学生約70名

学生が思い描いたライフプランに、子育て世代の方々のアドバイスを加え、プランを修正・改善するワークショップ

島田市意見交換会(結婚、子育てを考える意見交換会)
  • 開催/平成28年12月12日
  • 参加者/子育て世代の母親12人、ゼミ学生11名

子育て世代の母親から子育ての現状や、パートナーに求めること、地域社会に求めることなど、広く意見を聞く意見交換会

学生が描くライフプランは3パターン

ハッピーライフ相談会を通して、学生が思い描くライフプランは3パターンあることがわかったそうです。
A.将来結婚をして子どもを授かりたい
B.将来結婚はしたいが、子どもを授かるつもりはない
C.将来結婚するつもりもなく子どもを授かるつもりもない
一番多かったのはAの学生で、全体の約8割であったが、Cも全体の約1割を占めており、Bが最も少ないという結果でした。
Aと答えた学生の半数は、結婚または出産を機に一度仕事を辞めると考えていたようですが、企画を通して育休を取得して、仕事と子育ての両立をしたいと考え方が変わったそうです。一方、Cの人達は自立できる職につきたいと考えており、ライフプランによって働き方の選択まで変わるということが浮き彫りになりました。

イクメンを育てるには企業・行政の支援が必要

島田市で実施した意見交換会を通して、子育てママは男性の家事・育児参加を願っており、男性の家事・育児参加を促すためには、社会の理解が必要であることが判明しました。
「夫は子供の夜泣きやウンチなどに気づいてくれない。助けが必要だと感じ取ってほしい。」
「夫の残業が多く、子どもとふれあう時間がない。ノー残業デーを徹底してほしい。」
「夫の職場が子育てに理解がなく、精神的にも辛い思いをした。」
などの多くの意見が出され、女性と男性が協力して家事・育児を行うことが重要であることがわかりました。そのためには、職場の協力や理解が不可欠であり、行政はワークライフバランスに積極的な企業への支援を進めるべきだとの結論に至りました。またパパはママほど赤ちゃんの様子に敏感ではないため、今、島田市が行っている、中学生の頃から幼児の面倒を見る体験学習の機会を設けるのもいいのでは?という意見も出たとのことです。

「結婚・子育て」に希望を持ってもらうことが重要

ゼミでは、「ハッピーライフ相談会」で学生が描いたライフプランの1つである「将来結婚するつもりもなく子どもを授かるつもりもない」と回答した学生について、2つのタイプがいるのではないかとの議論になりました。1つは、優先順位が1仕事2趣味・楽しみ3結婚・子育てであるために、結婚や子育てをそれほど重視しないタイプ、もう1つは、結婚自体に希望をもっていないタイプがいるのではとの話し合いがなされました。

今どきの大学生は「結婚・子育て」に夢を持っていないのではないか、夢を持てないのはどうしてなのかといった話し合いが展開されました。理由の一つとして、「子育てはしんどい」「仕事との両立は厳しい」といった、子育て=大変なもの、という風潮が余計に少子化を招いているではないか?という意見が飛び出し、もっとピュアにポジティブに子育ての楽しさを打ち出したほうがいいのでは?という提案に、ゼミ生一同、うなずいていました。

【ゼミ生から一言】静岡県立大学国際関係学部国際関係学科渡辺智奈さん・永井明日香さん

子育てしながら仕事を続けること(両立すること)は決して楽なことではないと感じました。企画を通して生の声を聞くことで、理想と現実の差にも気がつきました。しかしそれと同時に、社会問題についてや育休制度についてなど新しい発見があったので良かったです。

育休制度はまだ根付いておらず、長時間労働や女性の育児の孤立化はまだまだ問題視するべきだと感じました。実際に子育てを行っている人から話を聞くことで、子育てに対する興味や喜び、ポジティブな考えを感じることができ、大学生の人生設計の曖昧さを変えられたと思います。

【編集後記】

私は「将来結婚して子どもを授かりたい」と考えています。しかし、学生の中には「将来結婚するつもりもなく子どもを授かるつもりもない」と考えている人がおり、しかも徐々に増えてきている現状であることに驚きました。背景の一つには介護問題があるそうですが、少子化などの社会問題解決に向けて、こういった考えを持つ学生たちに対策を考えてもらいたいと感じました。子育てに対して楽しみを見いだせるようなポジティブな意見を持てるよう、大学生がもっとこのような内容と関われる学びの場が作られていくと良いなと思います。
今回の取組や議論を通じて、3月13日の成果発表会に向けて、政策提言を取りまとめていくそうです。どんな政策提言がなされるのか私も楽しみです。

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