小児慢性特定疾病医療支援について

1.概要

平成26年5月13日に「児童福祉法の一部を改正する法律」が成立し、平成27年1月1日から小児慢性特定疾病医療支援制度が始まりました。

この制度は、小児慢性特定疾病児童等の健全育成の観点から、当該疾病の治療の確立と普及を図るとともに、小児慢性特定疾病児童等家庭の医療費の負担軽減に資するため、医療費の自己負担分を補助することを目的としています。

対象者は、厚生労働大臣が定める小児慢性特定疾病にかかっており、疾病の状態が厚生労働大臣が定める程度である18歳未満の児童（継続申請の場合は20歳未満）です。

制度の概要の詳細は、『静岡県こども家庭課ホームページ』を御覧ください。

なお、対象となる小児慢性特定疾病や認定基準については、ポータルサイト『小児慢性特定疾病情報センター（外部サイトへリンク）』（外部サイトへリンク）で確認することができます。

平成28年1月以降に申請をする方へお知らせ（マイナンバー関係）

平成28年1月1日より、小児慢性特定疾病医療費の申請が「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」（以下、「番号法」という。）の適用を受けます。これに伴い、申請書等へのマイナンバー（個人番号）の記載が必要となり、申請受付時に申請者の「本人確認」等をさせていただきます。

つきましては、申請手続きをする方（申請者又は代理人）は、『個人番号の確認書類（PDF：138KB）』を御用意いただき、受診者（子ども）、申請者（保護者）及び受診者と同じ医療保険に加入する方全員分の個人番号を御確認の上、保健所に来所してください。

なお、『個人番号の確認書類（PDF：138KB）』は、保健所窓口に来所する方によって異なりますので、御不明な場合は保健所までお問い合わせください。

例…申請者（保護者）が父の場合であって、母が保健所窓口に来所して申請書に記入するとき、母は「代理人」となります。

• 『委任状（PDF：62KB）』は、あらかじめ申請者が署名、押印したものを持参してください。
• このほか、申請書に必要な添付書類は、「2.新規申請手続き」の項目を御覧ください。
• 平成28年1月1日までに既に申請をしている方は、更新（記載事項変更）申請時にマイナンバーの記載が必要となります。これまでの手続きに加えて、マイナンバー確認書類が必要となりますので、御了承ください。

2.新規申請手続き

小児慢性特定疾病の医療費の支給を受けたい方は、保健所に申請をする必要があります。

提出期限は特にありませんが、認定された場合、申請日から医療費の助成を受けることができます。

必要な場合には早めに申請をしてください。

 

 

• 指定医の一覧は、各自治体（都道府県・政令市等）のホームページを御覧ください。
• 静岡県内（政令市を除く。）の指定医は、『静岡県こども家庭課ホームページ』で確認することができます。
• 医療意見書の様式は、ポータルサイト『小児慢性特定疾病情報センター（外部サイトへリンク）』からダウンロードすることができます。

 

3.継続申請手続き

有効期限は、原則として直近の9月30日までです。

この期間を延長するためには、毎年度、継続申請をしていただく必要があります。

例年6月頃に継続申請のお知らせを郵送しますので、継続を希望される方は、期限内に手続きをしてください。

4.変更申請手続き

受給者証をお持ちの方で、次に該当するときは、変更申請（届出）をする必要があります。

医療機関を追加・変更したいとき

受給者証に記載されていない指定医療機関等で医療費の助成を受けたい場合は、保健所へ事前の届出が必要です。

変更の届出をした日から医療費の助成を受けることができます。

• 指定医療機関等の一覧は、各自治体（都道府県・政令市等）のホームページを御覧ください。
• 静岡県内（政令市を除く。）の指定医療機関等は、『静岡県こども家庭課ホームページ』で確認することができます。

住所を変更したとき

健康保険証を変更したとき

• 社保から国保に変更した場合や、被保険者に変更があったときには、上記のほかにも提出していただく書類（住民票・所得課税証明書など）が必要なことがありますので、保健所までお問い合わせください。

疾病名の変更や追加をしたいとき

医療費軽減を受けたいとき

次に該当するときは医療費の軽減を受けることができる場合がありますので、保健所にお問い合わせください。

• 身体障害者手帳又は障害厚生年金証書を所持する方（重症基準に該当する場合）
• 気管切開や透析を実施したり、がんの転移・再発があり重度の治療を受けたりする方（重症基準に該当す場合）
• 人工呼吸器又は体外式補助人工心臓を装着している方
• 同じ医療保険世帯内に小児慢性特定疾病又は指定難病の受給者証を所持している方
• 認定後、医療費総額が5万円を超える月が年間6回以上ある方（受給者証の公費負担者番号が「52228012」かつ、階層区分が「IV・V・VI」の方に限ります。）

5.その他の申請手続き

再交付申請

受給者証を紛失したときや破損したときには、再交付を受けることができます。

償還払い請求

受給者証が届くまでに医療費を支払ったときなど、やむを得ない場合には、負担上限月額を超えて支払った医療費を返還手続きすることができます。

なお、請求できるのは、医療費の支給を受けた日から1年後の同日が属する月の最終日までです。

県外（政令市を含む）への転出、治癒等

受給者証を保健所に返納してください。

なお、県外へ転出した場合、転出先の保健所で手続きが必要となりますので、転出先の保健所にお問い合わせください。

こども医療費

お住まいの市にお問い合わせください。

指定小児慢性特定疾病医療機関・指定医の申請【医療機関等関係者の方へ】

医療費の助成対象となるのは、都道府県知事等が指定する「指定医小児慢性特定疾病医療機関」で受けた治療費に限ります。

また、申請者が提出する必要のある医療意見書は、都道府県知事等が指定する「指定医」が記載したものに限ります。

指定の手続き方法については、『静岡県こども家庭課ホームページ』を御覧ください。

問い合わせ先

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