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更新日:平成29年9月26日
警察犬は、においをかぎわける能力や警戒力にすぐれており、犯罪現場に残されたにおいによって犯人を追跡検挙したり、遺留品を発見するほか、麻薬の捜査、行方不明者や遭難者の救助などで活躍しています。
本物と同じようなところもありますが、テレビ番組の刑事ドラマはあくまでもドラマですから、本物と違うところもたくさんあります。
ドラマだと刑事が簡単に拳銃をうったり、犯人となぐりあったりしていますが、本物の刑事は犯人があばれたり抵抗すれば、拳銃を使用したり、押さえつけたりすることはありますが、むやみに犯人となぐりあったりすることはありません。
テレビの刑事ドラマでは短い時間に事件が解決しますが、実際の事件は簡単に解決するものは少なく、長い期間にわたるねばり強い捜査が必要となるものが多いです。
事件の発生を知ると、刑事は現場に急行します。早く犯人をつかまえるために、聞き込みや鑑識活動などの捜査をおこないます。
鑑識活動とは、指紋を採ったり、警察犬による犯人の追跡や証拠品の発見などを言います。
現場で発見した証拠品などは、科学捜査研究所で鑑定をして、犯人とのつながりを調べます。
犯罪の発生した現場で犯人を特定できる証拠品をさがします。
指紋や足跡、髪の毛1本も見のがしません。
犯罪が発生してから間がなく、現場に『におい』が残っている場合は、警察犬を使って捜索します。
現場付近の家を訪ね、不審な人や車を見かけたり、不審な音を聞かなかったか聞いて回ります。
覆面パトカーで、犯人の捜索をしたり、張り込みをして犯人をさがします。
犯罪現場から集めた証拠品などが、犯人と結びつくか鑑定します。
犯人がかくれている場所や犯罪を証明する証拠品をかくしている場所を捜索します。
何か所も一斉に捜索する大きな事件では、何百人もの捜査員を使って行います。
犯人を発見すると全員で協力して逮捕します。
最近の犯罪は、いくつもの県にまたがって発生するため、他の県の警察と協力して犯人を逮捕する訓練をしています。
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