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ホーム > 産業・雇用 > 研究開発 > ふじのくに研究所 > 試験研究10大トピックス

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更新日:令和2年12月9日

静岡県試験研究10大トピックス

10大トピックスとは

静岡県の産業振興や県民生活の質の向上を目的として様々な試験研究を行っている県の試験研究機関において、特に顕著な成果のあった研究を、「静岡県試験研究10大トピックス」として紹介します。

令和元年度静岡県試験研究10大トピックス(詳細をお知りになりたい方は、この見出しをクリックしてください。)

 

高糖度・高機能性トマト栽培システムの開発

トマト栽培システム

[背景]おいしくて健康に良いトマトの新商品開発に向けて、果実の糖度と機能性成分(GABA※等)を同時に上昇させるためには、給液制限により常に水分不足の状態で生育させる必要があるが、収量の大幅な減少が課題となっていた。

[特徴]AOIプロジェクトの一環として、農林技術研究所では少量のヤシガラポット栽培と植物重量を指標とした給液制御装置を組み合わせることにより、果実の糖度9%以上、GABA※150mg/100g以上の高糖度・高機能性トマトの安定生産が可能な栽培システムを開発した。本栽培システムはAOIフォーラム会員により市販化され、生産現場への普及が開始された。

[今後の予定]「AOIプロジェクト開発成果の現場展開モデル実証事業」(令和2年度~令和3年度)において、AOI機構や東部地域JA等と連携し県内への普及促進を図る。※γ-アミノ酪酸:血圧抑制・ストレス緩和効果があるとされる

(農林技術研究所次世代栽培システム科TEL:055-955-9330)

 

青い光(LED照射)を活用した貯蔵中ミカンの腐敗を抑制する技術の開発

青色LED

[背景]地球温暖化等の影響により温州ミカンの浮き皮果の発生が散見され、近年導入され始めた冷蔵設備を利用した貯蔵においても、3月以降、果実の貯蔵病害(青かび病等)が発生しやすい状況にある。

[特徴]貯蔵庫内の果実に青色LED光を照射することにより、‘青島温州’や‘寿太郎温州’の腐敗果発生を低減させることができる。また、既存の貯蔵庫へ普及させるため、簡易に設置できる蛍光管型またはテープ型の照射装置を開発した。なお、貯蔵果実には浮き皮軽減効果を有するGP剤※を収穫前に散布する。

[今後の予定]スマート農業実証プロジェクト「中山間地におけるみかん経営の収益向上及び省力スマート生産技術体系の実証」(令和2年度~令和3年度)においてJAみっかび、(株)浜松パルス等と連携し、県内への早期普及を図るため現地実証を行う。
※ジベレリンとプロヒドロジャスモン液剤の混合

(農林技術研究所果樹研究センター果樹生産技術科TEL:054-376-6153)

 

医学用ベビーブタ“SHIZUOKAEXPIG”の開発

EXPIG

[背景]現在、医療機器の開発や内視鏡手術の訓練には主に家畜用の子豚(ベビーブタ)が使われている。しかし、それらの豚のほとんどは、人獣共通感染症の検査が不十分であり、医学用途として使用するには問題がある。

[特徴]医学研究者が衛生的に安心して使用できるベビーブタを提供するため、当センターの大ヨークシャー純粋品種を、専用の施設において専用の給餌プログラムで飼育し、人獣共通感染症のない医学用ベビーブタ“SHIZUOKAEXPIG(シズオカエクスピッグ)”を開発した。

[今後の予定]県内実験動物生産企業を通じて、全国の医科系大学、製薬企業、医療機器開発企業に提供している。今後、この豚のCT画像データ等の基礎情報を集積し、医学研究者がより使いやすいものにしていく。

(畜産技術研究所中小家畜センター養豚・養鶏科TEL:0537-35-2291)

 

新しい遺伝的能力評価手法を用いた優良和牛子牛生産技術の開発

優良和牛子牛

[背景]県産和牛の生産振興を図るためには、商品価値の向上と生産基盤の強化による「銘柄牛生産体制の強化」が政策課題となっている。しかし、県内の繁殖雌牛の飼養頭数は限られていることから、優良な和牛子牛を効率的に生産する技術が求められている。

[特徴]黒毛和種の特定の遺伝子には、肉質や肉量を向上させる効果があることを解明した。この技術を用いて繁殖雌牛の遺伝的能力を評価し、選抜するとともに、流通している精液の遺伝子型をデータベース化し、牛肉の質や量が向上するような組合わせで受精卵を生産する技術を開発した。この受精卵を県内酪農場に供給することで、優良和牛子牛の安定的な生産が可能となる。

[今後の予定]令和2年3月に和牛生産・流通関連団体で構成される「静岡県和牛改良推進協議会」を設立し、令和2年度から和牛受精卵供給事業を開始する。本事業は、協議会が決定した黒毛和種改良方針に沿った受精卵を静岡経済連と当所が生産し、県内酪農場に供給することで、優良和牛子牛生産基盤の強化を図る。

(畜産技術研究所肉牛科TEL:0544-52-0146)

 

1尾のウナギ雌親魚から得られる良質なふ化仔魚数が約2倍に増加

ウナギ

[背景]サケのホルモンを用いたウナギの人工種苗生産研究では、雌ウナギが成熟しなかったり、成熟しても良質なふ化仔魚が少量しか得られなかったりなどの問題があった。

[特徴]国の研究所は、遺伝子工学的手法を用いてウナギ自身の成熟誘導ホルモンを作成し、水産・海洋技術研究所は、このホルモンを用いた雌ウナギの成熟方法を開発した。その結果、サケのホルモンを用いた場合に比べ、雌親魚1尾あたりから得られる良質なふ化仔魚数(餌を食べ始める6日齢)を、従来の約2倍に増加させることに成功した。

[今後の予定]今後、国と協力してウナギ人工種苗の大量生産システムの開発研究を推進する。

(水産・海洋技術研究所浜名湖分場TEL:053-592-0139)

 

DNA解析を用いた選抜育種によりニジマス新品種の作出期間を3分の1以下に短縮

ニジマス

[背景]従来の選抜育種によるニジマスの新品種作出では、形質を固定するのに約10世代(30年)と長い年月がかかってしまうため、時々のニーズに即座に対応することは難しかった。そこで、遺伝子解析技術を利用することで、形質の固定にかかる期間の短縮を試みた。

[特徴]遺伝子型を目印にして、良く成長するニジマスの選抜育種技術を開発した。親魚を選ぶ際にこの技術を用いることで、3世代目で優良形質を固定することができた。

[今後の予定]消費者ニーズであるより美味しい、生産者ニーズであるより病気に強い、といった複数の優良形質を併せ持った新品種を作出し、業界へ展開していく。

(水産・海洋技術研究所富士養鱒場TEL:0544-52-0311)

 

静岡県IoT推進ラボの開設とポータブルIoT導入パックの開発

IoT推進ラボ

[背景]IoTの普及が進み、製造分野では生産設備や製造工程の「見える化」や生産工程の省力化等への期待が増える一方、県内中小企業の多くは、費用対効果が見えない、対応できる人材がいないといった課題を抱えている。

[特徴]「展示体験室」と「IoT研修室」で構成される「静岡県IoT推進ラボ」を令和元年11月29日に開所した。ラボでは公募により選定した民間8社の新のIoT機器に「見て」「触れて」「試せる」ほか、実習を通じてIoT技術を身近に体験できる。開所から約3ヶ月間で企業、各種団体から約250人の見学者のほか、25社35人の技術者が実習に参加した。また、製造現場への簡易的なIoT導入を実証するポータブルIoT導入パックを開発した。

[今後の予定]実習やセミナーの開催のほか、展示物については、新の技術を紹介するため、一年毎の入れ替えを予定している(令和2年11月更新予定)。また、ポータブルIoT導入パックについては、実際の製造現場に設置し、効果検証を行う。

(工業技術研究所機械電子科TEL:054-278-3027)

 

本県オリジナル微生物を活用した静岡サワーエールの開発

サワーエール

[背景]本県は、全国的にも地ビール製造場が多く(20場、令和元年度末時点)、県内業界からは大手メーカー品と差別化が可能な独自性や地域性のある商品として酸味を特徴としたサワーエールの開発について要望が寄せられている。

[特徴]本研究では、県内業界の更なる発展・活性化を目的に、当センター保有の「しずおか有用微生物ライブラリー」を活用した静岡サワーエールの開発を行った。研究成果として得られた適製造条件を用いて、共同研究先で醸造したビールは、令和2年2月から試験販売を開始した。

[今後の予定]巡回指導等を通じて更なる県内業界への普及を進める。また、今回見出した微生物の特性等の情報を「しずおか有用微生物ライブラリー」に追加し、業界以外への普及も広く進める。

(工業技術研究所沼津工業技術支援センターバイオ科TEL:055-925-1101)

 

次世代自動車の軽量化に貢献する3D熱変形計測技術の開発

3D熱変形

[背景]次世代自動車では、燃費向上対策として部品の軽量化が進められている。軽量化部材であるアルミ合金や樹脂部品は、熱膨張率が大きいため、熱変形による不具合が発生しないように設計、試作、検証試験を繰り返す必要があり、製品開発の効率化が求められている。

[特徴]本研究では、効率的な3次元熱変形シミュレーション技術と非接触で高速な3次元熱変形計測技術を開発した。

[今後の予定]研究成果を活用し、企業の製品開発の効率化及び次世代自動車への対応を支援していく。

(工業技術研究所浜松工業技術支援センター機械電子科TEL:053-428-4158)

 

新テレメータシステムの発進~先進的な大気環境監視システムの構築~

テレメーターシステム

[背景]県は、県民の健康保護及び生活環境を保全するため、光化学オキシダントやPM2.5等の大気汚染物質について、県及び市が設置する県内67箇所の測定局のデータをテレメータシステムで遠隔収集し、リアルタイムで監視するとともに、県民に提供する体制を構築している。

[特徴]令和元年度の当該システムの更新に際し、監視業務の強化に必要な機能を調査し、クラウド型データセンターの採用等による防災面・情報セキュリティ上の堅牢化を行った。また、過去のデータの提供機能やスマートフォン対応による県民の利便性の向上を図った。さらに、異常値の自動判定や通知機能の導入による危機管理機能の強化を果たした。


[成果の活用]新システムは、令和2年3月から稼動開始し、行政による監視業務の強化と効率化に加えweb上(https://taikikanshi.pref.shizuoka.jp)で県民に正確なデータを安定して提供している

(環境衛生科学研究所大気水質部大気騒音環境班TEL:054-625-9124)

 

平成30年度静岡県試験研究10大トピックスについては、この見出しをクリックしてください。

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お問い合わせ

経済産業部産業革新局産業イノベーション推進課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3643

ファックス番号:054-221-2698

メール:sangyo-innovation@pref.shizuoka.lg.jp

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