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令和元年度農業ロボット開発事業費補助金の採択事業を決定しました。このページの末尾を御覧ください。
本県農業の労働生産性の飛躍的な向上を図るため、県内企業が行う農業ロボットの開発を支援します。
農作業の省力化、自動化、軽労化等による飛躍的な労働生産性向上に寄与する機械等を開発する事業(農業ロボット開発事業)であり、農業産出額の増加に資するものを幅広く対象とします。
県内に農業ロボット開発事業を遂行する主たる事務所、事業所を有し、次に掲げる事項のいずれかに該当する企業等とします。
申込者又はその役職員は、暴力団等の反社会的勢力ではないこと、また、反社会的勢力との関係を有しないこと。
別表1のとおり
次の期間内に完了するものを対象とします。
交付決定の日から令和2年2月28日まで
別表2のとおり
<様式>
申込書、事業計画書、収支予算書、資金状況調べ(ワード:207KB)
令和元年5月21日(火曜日)から令和元年6年14日(金曜日)午後5時まで
郵送又は持参にて下記へ提出してください。
なお、郵送の場合は、送付の記録が残る方法(書留等)としてください。
<提出先>
県が設置する審査委員会において、別表3で定める審査基準に基づく審査を行い、補助対象者を選定します。
書面審査通過者のみ、審査委員会にてプレゼンテーション審査を実施します。
申込みに当たっては、「令和元年度農業ロボット開発事業費補助金公募要領」、「農業ロボット開発事業費補助金交付要綱」(以下「要綱」という。)の内容を必ず御確認ください。
また、県が設置する農業ロボット開発支援コーディネータ等が、事業計画案等についての事前相談に対応しますので積極的に御利用ください。
相談の受付は、県農業局(応募書類提出先)にて行います。
補助対象経費 |
左記の内訳 |
原材料費 | 直接使用する主要原料、主要材料、副資材の購入に要する経費 ※補助事業期間内に使い切れなかった場合、未使用分は対象外 |
機械装置購入等経費 | ア機械装置、自社で機械装置を製作する場合の工具器具及び部品並びに分析等機械装置の購入に要する経費。ただし、汎用性が高いと判断されるもの及び生産に使用するものは対象から除く。 イ機械装置又は工具器具を試作し、改良し、据付し、修繕させた場合に要する経費 ウ機械装置、工具器具、分析等機器装置の借用に要する経費 ※補助事業期間内で当該事業にのみ使用するものが対象 |
産業財産権関連費 | ア産業財産権の譲受や実施権等を使用するために要する経費 イ産業財産権の取得に要する経費(特許庁へ納付される経費、拒絶査定に対する審判請求または訴訟に要する経費は除く。) ※補助事業期間内の経費のみが対象。当該期間の算出が困難なものはそのすべてが対象外 |
外注費 | 原材料等の再加工、製図、調査・分析の外注に要する経費 |
構築物購入等経費 | 構築物の購入、自社による建造、外注による建造、改良、据付、借用、保守又は修繕に要する経費(構築物は、当該開発等に際し必要不可欠で、プレハブ等簡易なものに限る。) ※自社による建造の場合は材料費のみが対象 ※補助事業以外でも使用できると判断されるものは対象外 |
技術コンサルタント料 | 専門的な知識・技術及び技能等を有した者に依頼し、当該開発に係る技術的事項等に関して、指導・相談等を受けた場合に謝礼として支払われる経費 ※補助事業期間内の経費のみが対象。当該期間の算出が困難なものはそのすべてが対象外 |
委託費 | 研究開発、設計等を委託に要する経費 ※補助対象期間内の委託契約に係る経費のみが対象。当該期間外の期間も含まれるものはそのすべてが対象外 ※委託先の間接経費・管理費は対象外 |
販路開拓費 | 展示会等への出展やホームページ作成等、販路開拓に要する経費 ※補助事業期間内で当該事業にのみ使用するものが対象 |
その他 | ア図書、参考文献、資料、データ等購入費 ※補助事業に使用するもののみが対象 イ郵便代、運送代 ※補助事業に利用するもののみが対象。なお、調達に係る運送代は対象外 ウ当該事業遂行に必要な調査研究に支払われる経費 ※補助事業に係る打合せのための旅費や会場使用料を含む。なお、タクシー運賃及びガソリン代は対象外 エ事業への使途が特定できる消耗品費 ※補助事業期間内に使い切れなかった場合、未使用分は対象外 |
補助対象者 | 補助率 | 補助限度額 |
2(2)イ、ウ及びエに掲げるもの | 別表1に掲げる経費の3分の2以内 |
2,000万円 |
企業等から上記を除いたもの | 別表1に掲げる経費の2分の1以内 | 同上 |
ア事業遂行能力 | 事業遂行に必要な技術・知識を有する技術者が担当し、主体的に開発を進める体制がとれているか。 申込者が自己負担する資金規模が、過大なリスクとなっていないか。 |
イ内容の新規性・優位性 | 柔軟な発想や手法に基づく、独創性や革新性の高い課題か。 優位性の継続確保は可能か。 他社製品との差別化ができているか。 |
ウ計画の実現可能性・妥当性 | 計画や目的が、具体的かつ明確に示されているか。 克服すべき課題が明確で、課題解決に必要な計画が設定されているか。 計画の遂行に必要な施設・設備、支援体制等の環境は整っているか。 事業期間内に開発が終了する計画か。 |
エ事業化の可能性 | 農業者等のニーズに即したものであるとともに、本事業の実施に当たり農業者等との連携が図られているか。 事業化に向けた開発のコンセプトやターゲットが明確か。 市場ニーズや市場規模があり、また、事業化の上で妥当か。 |
オ予算の妥当性 | 必要経費が計上されており、金額が適当か。 各経費が合理的でバランスが取れたものか。 |
3件の応募があり、審査委員会を開催し厳正に審査を行った結果、下記の2件を事業採択することといたしました。
事業者名 |
所在地 |
事業名(対象作目) |
事業期間 |
フルタ電機(株) | 菊川市他 (本社:名古屋市) |
傾斜茶園対応型小型茶園管理機の遠隔操作による省力化技術の開発 (茶) |
令和元年度 |
(株)レグミン | 清水町 | ミズナの露地栽培における自律走行型多機能ロボットの新規開発(露地ミズナ) | 令和元年度 |
平成30年度
事業者名 |
所在地 |
事業名(対象作目) |
事業期間 |
(株)イージステクノロジーズ | 沼津市 | 画像認識を用いた茶園状況の把握及び分散茶園の遠隔管理(茶) | 平成30年度から令和元年度まで |
カワサキ機工(株) | 掛川市 | 汎用性のある露地野菜管理機の開発(露地レタス) | 平成30年度から令和元年度まで |
平成29年度
事業者名 | 所在地 | 事業名(対象作目) | 事業期間 |
カワサキ機工(株) | 掛川市 | 高耐久高効率な静岡型園芸野菜用管理機の開発(露地レタス) | 平成29年度 |
(株)渥美鐵工所 | 浜松市 | チンゲンサイ定植作業の省力化及び効率化による生産性の向上 (施設チンゲンサイ) |
平成29年度 |
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