中部地域施設概要:大井川水路橋
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施設の概要
大井川
水路橋は、静岡県の中央部に位置し県内でも有数の規模を誇る
大井川用水の一部となる施設で、この水路橋の上流
左岸にある川口
取水工で取水された用水を
右岸に流すために、島田市神座~島田市横岡間に架設されています。
現在の水路橋は2代目で、平成14年から平成18年にかけて
プレストレストコンクリート造で建造されました。新しい水路橋の延長は、732.3mで、1秒間当たり約10m3の水を左岸から右岸に流しています。水路橋の高欄には大きな波が押し寄せてくるような農業用の施設とは思えない、斬新なデザインが取り入れられています。
かつての水路橋は、新しい水路橋の約100m上流に位置した昭和35年完成のものでしたが、経年による老朽化と大井川の河床低下により、使用に支障が生じていたため国営大井川用水農業水利事業により、平成20年度までに撤去されました。
水路橋は、本来は、水を流すための施設ですが、車両等が通行できる強度を保有し、歩行者、自転車等の他、時間帯や通行車両の制限はありますが、一方通行により、一般の車両にも開放され、施設の有効利用を図っています。このような使用は全国的にも例がありません。現地には、かつての水路橋の写真が掲示された水路橋に関する説明板も設置されています。
施設の写真
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大井川右岸の上流部 |
橋の欄干 |
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大井川右岸の看板 |
大井川左岸の看板 |
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
- 国道1号バイパス:向谷ICより約9分
- 公共交通機関をご利用の場合
- JR島田駅:島田市コミュニティバス(伊久身線御堂沢方面行き)より「甚六」(約20分)徒歩約9分