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ホーム > 産業・雇用 > 農林業 > 静岡県の森林・林業 > 森林計画課 > 未来への森づくり はじめます > 事業の全体計画と実績

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更新日:平成28年7月20日

事業の全体計画と実績

森林(もり)づくり県民税を財源として行われる森の力再生事業

森の力再生事業の目的

森林は、雨水を蓄えて時間をかけて川に流す働き(水源かん養機能)や土砂の流出や崩壊を防ぐ働き(土砂災害の防止機能)、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防止する働きなど様々な働きを持っています。また、木材の生産も森林の重要な働きの一つです。

県では、これらの森林の働きのうち、雨水を蓄えて時間をかけて川に流す働きや土砂の流出や崩壊を防ぐ働きを中心とする公益的機能を「森の力」と呼んでいます。

森林の多くは林業を通じて守られてきましたが、社会や経済状況の変化により林業が低迷し、森林所有者の手入れが行き届かない森林が発生しはじめました。

これらの森林では、「森の力」が十分に発揮されません。

そこで、公益性が高く、既存の森林・林業施策では森林所有者による整備が困難なために荒廃している森林を、針葉樹と広葉樹の混じった森林や多様性のある広葉樹の森林などに誘導する「森の力再生事業」により、「森の力」を回復します。

森林整備中写真

森林(もり)づくり県民税との関係

平成18年度から県民の皆様に負担いただいている「森林(もり)づくり県民税」により、「森の力再生事業」を実施しています。

県では、この税の使途の透明性を確保するため、「森の力再生基金」を設立し、税相当額を基金に積み立て、「森の力再生事業」のみに充当しています。

「森林(もり)づくり県民税」の概要はこちら

「森の力再生基金」の概要はこちら

森の力再生事業の概要

(1)事業の全体計画

平成18年度に事業を開始するにあたり、森林の現況調査から、事業の対象となる森林は県内で12,300haあると推定しました。この12,300haの森林を整備するために約96億円の経費が必要であったため、事業期間を平成18年度から平成27年度までの10年間としました。平成27年度末には荒廃森林12,374haを整備しました。

しかし、県内の森林では、10年の間に新たに荒廃が進行しています。近年、集中豪雨等が頻発し山地災害発生リスクが高まる中、こうした荒廃森林の緊急な整備が求められていることから、平成28年度以降も森の力再生事業を継続することとしました。

第2期(H28~H37)は、事業区分ごとに整備が必要な面積を算定し、全体計画面積を11,200haとしました。

 

区分

 内容

第1期

全体計画面積

(ha)

第1期

全体計画事業費

(百万円)

第2期

全体計画面積

(ha)

第2期

全体計画事業費

(百万円)

人工林再生整備(機能回復型)

手入れが行き届かず、荒廃したスギやヒノキの森林で、列状や群状に40%程度の強度の伐採を行い、広葉樹が自然に発生するように誘導します。

11,650 7,352 10,700 7,946

人工林再生整備(森林災害対応型)

台風等の強風により倒れたスギ等の森林で、倒木を除去し、広葉樹が自然に発生するように誘導します。

270 752 300 661
竹林・広葉樹林等再生整備

放置されている竹林は、竹を伐採し、広葉樹林に誘導します。

利用されることなく放置されている広葉樹林は、適切な密度になるように伐採します。

380 1,296

200

778
県民広報事業

事業の実績や効果の調査や評価、広報等を行います。

- 188 - 191

合計

  12,300 9,588 11,200 9,576

 

 

(2)事業の対象森林

以下の三つの条件をすべて満たす森林が事業の対象森林です。

困難性

林業など経済活動を通じて森林の権利者による整備が困難な私有林

(道から遠い、急傾斜、小規模所有等)

公益性

土砂災害の防止や水源のかん養等の機能を他の機能に比べて優先して発揮させる必要がある森林

(市町村森林整備計画に定める「特に針広混交林化を推進すべき森林」又は「特に樹種の多様性増進を推進すべき森林」。ただし保安林を除く)

緊急性

緊急に整備が必要な荒廃した森林

(下草が消滅またはそのおそれ、または集団で倒木が発生またはそのおそれのある森林)

荒廃森林写真
下草のない森林
風による倒木写真
倒木のある森林

対象森林を地図情報で公開しています。

地図情報(静岡県森林情報共有システム)はこちら

静岡県森林情報共有システムで公開している対象森林は、「困難性」「公益性」を満たす森林です。「緊急性」があるかどうかはわかりませんので、整備者と森林所有者は「緊急性」を満たす森林であるかどうかを確認し申請してください。

(3)事業の進め方

整備者と森林所有者は協力して事業計画書を作成し、県に補助金の交付について申請します。

整備者が整備を実施し、完了後に県が内容を確認し、県から整備に要した経費が整備者に補助されます(補助率10分の10、ただし上限あり)。

森林所有者と整備者は、事業の効果が発揮されるように協力して適切に管理することについて、県と協定を締結します。

整備者は森林所有者と協力して、整備3年後にすべての整備箇所について、更新状況を確認します。

申請のための要綱、要領、様式はこちら

(4)整備実績

第1期(平成18年度から平成27年度まで)の整備実績です。

<事業の整備実績(面積)>

区分
全体計画

 (ha)

H18~H26

 実績(ha)

H27実績

 (ha)

合計

 (ha)

進捗率

 (%)

人工林再生整備
11,650
10,138
1,431
11,569
99
森林災害対応型
270
342
68
410
152
竹林・広葉樹林等再生整備
380
356
39
395
104
合計
12,300
10,836
1,538
12,374
101

 

 

<事業の整備実績(金額)>

区分

全体計画

(百万円)

H18~H26実績

(百万円)

H27実績

(百万円)

合計

(百万円)

進捗率

(%)

人工林再生整備
7,352
6,401
917
7,318
100
森林災害対応型
752
719
150
869
116
竹林・広葉樹林等再生整備
1,296
1,209
188
1,397
108
県民広報等
188
80
9
89
47
合計
9,588
8,409
1,264
9,673
101

 

整備した森林を地図情報で公開しています。

地図情報(静岡県森林情報共有システム)はこちら

<一般型>

整備前の人工林

整備3年目の人工林

<森林災害対応型>

倒木処理前の森林

倒木処理3年目の森林

<竹林整備>

整備前の竹林の状況

整備前の竹林

整備3年後の竹林の状況

整備3年目の竹林

<広葉樹林整備>

広葉樹林整備前の状況

整備前の広葉樹林

広葉樹林整備後の状況

整備3年目の広葉樹林

(5)平成28年度整備計画

<事業の整備計画(面積)>

 区分

 第2期

全体計画(ha)

 平成28年度

計画(ha)

 人工林再生整備(機能回復型)

 10,700

 1,070

 人工林再生整備(森林災害対応型)

 300

 30

 竹林・広葉樹林等再生整備

 200

 20

 合計

 11,200

 1,120

 

<事業の整備計画(金額)>

区分

第2期

全体計画(百万円)

平成28年度

計画(百万円)

人工林再生整備(機能回復型)

7,946

795

人工林再生整備(森林災害対応型)

661

66

竹林・広葉樹林等再生整備

778

78

県民広報等

191

19

合計

9,576

958

 

  

(6)事業効果調査

森の力再生事業の整備地における「森の力」の回復状況を科学的に検証するため、平成18年度に整備した森林10箇所において継続的に調査を行っています。

整備後の残った木は順調に育ち、伐採跡には広葉樹などが増えてきていることを確認しました。

調査森林10箇所の調査結果(平均値)

調査項目

事業実施直後

森の力の回復状況

下草が表土を覆う面積の割合

15%(H18)

57%(H27)

発生した稚樹(H=30cm以上)の種数

6種(H19)

15種(H27)

発生した稚樹の種類 コナラ、クリ、アラカシなど
地図情報(静岡県森林情報共有システム)はこちら


また、整備を行ったすべての箇所で、整備後3年目の下層植生の回復状況を調査しました。

調査は、森林所有者の協力のもと、整備者が行いました。

整備後3年目の調査で、下層植生が順調に回復していない箇所は、4年目以降継続調査を実施しています。

区分
更新の状況 (平成28年度3月31日現在)
順調に回復
回復が見込まれる
回復が見込まれない
合計
平成18年度に整備した箇所
114
0
0
114
平成19年度に整備した箇所
155
1
0
156
平成20年度に整備した箇所

178

1

0

179

平成21年度に整備した箇所

169

0

0

169

平成22年度に整備した箇所

179

0

0

179

平成23年度に整備した箇所

175

0

0

175

平成24年度に整備した箇所

173

4

0

177

 

外部評価の実施

「森の力再生事業」について、県が事業の実施状況やその効果について内部で評価するとともに、有識者等により構成された「静岡県森の力再生事業評価委員会」も、検証・評価を行います。この評価委員会とその結果はホームページなどで公表します。

静岡県森の力再生事業評価委員会の詳細についてはこちら

 

森の力再生事業を自分の森林で実施したい、荒廃している森林を整備したいなど、各農林事務所でご相談に応じます。
不明な点はこちらまでお問い合わせください。

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お問い合わせ

経済産業部森林・林業局森林計画課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2666

ファックス番号:054-221-2829

メール:shinrinkeikaku@pref.shizuoka.lg.jp

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