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静岡がんセンター 疾病管理センターです。
5月に入り、新緑がさわやかに感じる季節になりました。
今回は、研修会や講座の情報を中心にお届けします。
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がん対策ネットワーク 5月1日配信号
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~静岡がんセンターから関係者向け情報~
1.保健師等を対象とした研修会「がん検診のこれから」のお知らせ
2.静岡県がんのリハビリテーション研修会のお知らせ
~静岡がんセンターから一般(県民・患者)向け情報~
こんにちは。静岡がんセンター 疾病管理センターです。
がんセンター発(6月1日号)をお届けします。
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がん対策ネットワーク 6月1日配信号
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~静岡がんセンターから関係者向け情報~
1 7月23日「がんのリハビリテーション研修会」のお知らせ
2 6月9日「緩和ケア地域連携カンファレンス」のお知らせ(再掲)
3 文科省、がん教育推進で教材等を事務連絡
- モデル事業踏まえ29年度に改訂予定 -
~静岡がんセンターから一般(県民・患者)向け情報~
1 7月8日「患者・家族集中勉強会 肺がん編」のお知らせ
2 出張がんよろず相談開催のお知らせ~6月28日伊東市~(再掲)
3 冊子「大規模災害に対する備え
がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族へ」
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静岡がんセンターから関係者向け情報 ◇◆◆◇◇◆◆◇
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7月23日「がんのリハビリテーション研修会」のお知らせ
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静岡がんセンターは、全国に先駆けてがん患者のリハビリテーションに取り組み、
がん患者の早期回復、早期退院、QOLの維持と向上につなげてきました。これらの
経験を活かし、当センターで行われているがんのリハビリテーションのノウハウを
がん診療連携拠点病院等へ普及するための研修会を開催します。
今年度は、「がんのリハビリテーションの実際」として周術期の対応を中心とした
講演を行うとともに、進行がんへの対応にも触れながらお話しいたします。また、
トピックスとして「骨転移の治療とリハビリテーション」をお話しいたします。
昨年度は全国から338名の参加があり、とても好評な研修会です。がん対策ネット
ワークを受信されている医療機関の方は、ぜひ、リハビリテーションご担当者等に
周知していただきますようよろしくお願いします。
(1)開催日時 7月23日(土曜日) 9時30分~17時00分 (9時00分受付開始)
(2)会 場 プラサヴェルデ コンベンションホールA
(静岡県沼津市大手町1-1-4 沼津駅北口から徒歩 3分)
(3)対 象 医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・
医療ソーシャルワーカー等 300名 (先着順)
(4)内 容
9時30分~ 開会挨拶 疾病管理センター長
9時35分~ 講演 1「がんのリハビリテーション-過去・現在・未来-」
静岡がんセンターリハビリテーション科医師 田沼 明氏
10時40分~ 休憩
10時50分~ 講演 2「周術期リハビリテーションの概要」
静岡がんセンターリハビリテーション科医師 田沼 明氏
11時05分~ 講演 3「周術期呼吸リハビリテーションの実際」
静岡がんセンター理学療法士 石井 健氏
11時25分~ 講演 4「乳がん周術期リハビリテーションの実際」
静岡がんセンター作業療法士 加藤 るみ子氏
11時55分~ 休憩
12時05分~ 講演 5「頭頸部がん周術期リハビリテーション
-摂食・嚥下障害患者に対する多職種チームアプローチ-」
静岡がんセンター言語聴覚士 神田 亨氏
12時35分~ 講演 6「頭頸部がん周術期リハビリテーション
-多職種チームアプローチの実際-」
静岡がんセンター摂食・嚥下障害看護認定看護師 妻木 浩美氏
13時10分~ 昼食休憩
14時10分~ 講演 7「進行がん患者に対するリハビリテーション実施上の問題点
-内科医の立場から-」
静岡がんセンター呼吸器内科医師 内藤 立暁氏
14時50分~ 講演 8「進行がん患者に対する理学療法の実際」
静岡がんセンター理学療法士 岡山 太郎氏
15時10分~ 講演 9「静岡がんセンターにおける終末期ケアの実際
-緩和ケアセンターにおける取り組み-」
静岡がんセンター緩和ケア認定看護師 篠田 亜由美氏
15時30分~ 講演10「静岡がんセンターにおける終末期ケアの実際
-病棟とリハビリテーション科の連携体制-」
静岡がんセンター作業療法士 田尻 和英氏
15時50分~ 休憩
16時00分~ 講演11「骨転移の治療とリハビリテーション」
静岡がんセンター整形外科医師 片桐 浩久氏
17時00分 閉会
(5)申込方法
事前申し込み制、先着順
指定の申込用紙(がんセンターホームページよりダウンロード可)により、
7月1日(金曜日)までに FAXでお申込みください。
FAX番号 055-989-5557(直通)
(6)問合せ先
静岡県立静岡がんセンター疾病管理センター(日吉)
電話番号 055-989-5222(内線2118)
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6月9日「緩和ケア地域連携カンファレンス」のお知らせ
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静岡がんセンター緩和ケアセンターでは、地域医療従事者との連携を深め、
在宅での緩和ケアを推進するため、毎月第2木曜日に「緩和ケア地域連携カン
ファレンス」を開催しています。
第1回(5月12日開催)では、地域医療機関の多職種49名の参加があり好評でした。
第2回となる6月9日(木曜日)は、がん疼痛の治療(基礎編)をテーマにミニレクチャー
と事例検討を行います。申込締切は6月3日です。
がん対策ネットワークを受信されている医療機関の方は、ぜひ、地域医療に携
わっている医師・看護師等に情報提供をお願いします。
(1)日 時 : 6月9日(木曜日) 19時00分~20時00分
(2)会 場 : 静岡がんセンター管理棟4階 研修室1
(お車でお越しの方は駐車券をお持ちください)
(3)内 容 : ミニレクチャー20分、事例検討40分
(4)テーマ : がん疼痛の治療(基礎編)
(5)申込み
事前申し込み制、先着順
指定の申込用紙(がんセンターホームページよりダウンロード可)により、
6月3日までに FAXでお申込みください。
FAX番号 055-989-5740(直通)
(6)問合せ先
静岡がんセンター患者家族支援センター緩和ケアセンター 篠田
TEL番号 055-989-5559(直通)
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文科省、がん教育推進で教材等を事務連絡
- モデル事業踏まえ29年度に改訂予定 -
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文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課は4月22日付で、「『がん教育
教材』及び『外部講師を用いたがん教育ガイドライン』の送付について」を都道
府県・指定都市教育委員会学校保健主管課や都道府県私立学校主管課等に
事務連絡した。同日公表した教材やガイドラインを活用し、学校でのがん教育を
推進するよう求めている。文科省は平成28年度の「がんの教育総合支援事業」
(予算額3200万円)のモデル校で実際に教材を活用し、学校現場の意見等を
踏まえ、29年度に教材を改訂する予定としている。
24年度からの第2期がん対策推進基本計画では、がん教育について「5年以内
に、学校での教育のあり方を含め、健康教育全体の中で『がん』教育をどのよう
にすべきか検討し、検討結果に基づく教育活動の実施を目標とする」としている。
文科省は26年7月に「がん教育の在り方に関する検討会」を設置し、小・中・
高等学校でのがん教育のあり方の議論に着手した。27年3月に取りまとめた
報告書では、がん教育の目標をがんに対する正しい認識、命の大切さへの
理解を深めるとともに、自らの健康を適切に管理し、がん予防や早期発見に
つなげる行動変容を促すこととしている。
また、報告書では27、28年度のモデル事業で、都道府県・指定都市の教育
委員会が選定したモデル校でがん教育を実施し、がん教育の推進に向けた
検討を進めることを提言している。今後の検討課題には、がんに関する教材
や外部講師を活用する際のマニュアル作成などをあげていた。
報告書の提言内容等を踏まえ、文科省は4月22日に「がん教育推進のための
教材」をまとめ、公表した。教材は▽がんとはどのような病気か▽我が国のがん
の現状▽がんの経過と様々な種類▽予防▽早期発見と検診▽治療法▽治療
における緩和ケア▽がん患者の生活の質▽患者への理解と共生-で構成
する。学校でがん教育を実施するに当たり、効果的な指導が行えるような補助
教材となっている。
同日公表された外部講師を用いたがん教育ガイドラインでは、学校のがん教育
で医師やがん経験者等を外部講師として活用する際の留意事項を示している。
外部講師の確保は、都道府県教育委員会が衛生主管部局や医療機関、保健所、
三師会等の協力を得ることが効果的とした。外部講師として活用が考えられる
地域の専門家の中から、講師として相応しい者をリストアップし、学校との日程
調整などの支援を行う必要があるとした。がんに関する科学的根拠に基づいた
理解をねらいとする場合は、学校医やがん専門医などの医療従事者、健康や
命の大切さの理解をねらいとした場合は、がん患者や経験者による指導が効果的
だとしている。
外部講師を活用したがん教育は、保健体育科を中心に学校の実情に応じて教育
活動全体を通じて行うことが重要とした。学校全体、学年単位、学級単位での
実施が想定されるが、外部講師の専門性が十分に活かされるよう、学校が主体と
なってがん教育を企画・運営することとした。また、小学校では主にがんを通じて
健康と命の大切さを育むこと、中学校、高等学校では科学的根拠に基づいた理解
をすることを主なねらいとするなど、発達段階を踏まえた指導を求めている。
上記の記事は、週刊保健衛生ニュース第1858号(平成28年5月16日発行)
より抜粋しました。
静岡がんセンターから一般(県民・患者)向け情報 ◇◆◆◇
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7月8日「患者・家族集中勉強会 肺がん編」のお知らせ
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静岡がんセンターでは、現在がんと向き合っている患者さんとその家族の方を
対象に集中勉強会を開催します。この勉強会は、患者さんとご家族の方が、「今」
まさに直面している問題について正しい知識を持ち、病気に立ち向かっていただけ
るように各分野の専門家がお手伝いすることを目的に行うものです。
今年度は「肺がん」をテーマに、最新の情報や問題解決方法について共に学んで
いきます。
受診先の医療機関が静岡がんセンターでなくても参加ができます。
参加費は無料です。
(1)日 時 7月8日(金曜日) 12時55分~16時50分(12時10分受付開始)
(2)場 所 静岡がんセンター研究所 しおさいホール
(3)対象者 がん患者さんとそのご家族
(4)内 容
12時55分~ オリエンテーション
13時00分~ 「肺がんとは?(総論)」 呼吸器外科部長 大出 泰久
13時30分~ 「肺がんの検査と診断」 画像診断科部長 遠藤 正浩
13時50分~ 「肺がんの手術療法」 呼吸器外科医長 井坂光宏
14時10分~ 「肺がんの手術におけるリハビリテーション」」
リハビリテーション科部長 田沼 明
14時30分~ 休 憩
14時40分~ 「遺伝子情報に基づいた肺癌治療の展開にむけた取り組み」
新規薬剤開発・評価研究部 主任研究員 芹澤 昌邦
14時55分~ 「肺がんの抗がん剤治療」」 呼吸器内科部長 高橋 利明
15時25分~ 「静岡がんセンター作成の情報について」
疾病管理センター看護師長 廣瀬 弥生
15時40分~ 休 憩
15時50分~ 「肺がんの放射線治療・陽子線治療」
放射線治療科部長 原田 英幸
16時10分~ 「肺がんの治療と日常生活」
がん化学療法看護認定看護師 横山 弘一
16時30分~ 患者家族支援センターについて
(16時30分~) 「患者家族支援センターで受けられること など」
患者家族支援センター初診・入院支援室長 遠藤 久美
(16時40分~) 「緩和ケアセンターのしくみと受けられるサービス」
副看護部長兼患者家族支援センター緩和ケア室GM 篠田 亜由美
16時50分 閉 会
(5)申込方法
下記のいずれかの方法で、参加者名・連絡先を明記して事前にお申込み
ください。
1)院内での申込み
あすなろ図書館、よろず相談、専門外来に申込・質問用紙があります。
2)はがきでの申込み
宛先 〒411-8777 駿東郡長泉町下長窪1007
静岡がんセンター疾病管理センター 集中勉強会係
3)FAXでの申込み
FAX 055-989-5557(直通)
4)Eメールでの申込み
アドレス shippei-kanri@scchr.jp
(6)申込締切 7月1日(金曜日) 17時 必着
事前質問の募集は6月24日(金曜日)17時の締切とさせていただきます。
なお、お申込みいただいた時点で受付完了とさせていただきます。
駐車場に限りがありますので、勉強会参加の方は公共交通機関をご利用いただき
ますようお願いいたします。
患者家族集中勉強会に関するお問合せは疾病管理センター 廣瀬までどうぞ。
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出張がんよろず相談のお知らせ~6月28日(火曜日)伊東市で開催~
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平成28年度の出張よろず相談は年間9回を予定しています。
この相談は、県内各地域に出向いて、がんに関する様々な相談に応じるも
ので、昨年は39人の相談者がありました。
相談には、静岡がんセンターの医師、ソーシャルワーカー等が丁寧に相談
者のお話を伺い、きめ細やかに対応しています。
治療に対する疑問、患者を看取る家族の不安、生活に関することなど、幅
広い相談内容に応じられます。参加費は無料です。
相談にみえた方からは「相談に来てよかった」との声をいただいています。
この機会に、お気軽にご相談ください。
【日 時】 6月28日(火曜日)13時~16時
【場 所】 伊東市役所
【申込等】 事前予約制で先着5組まで。定員になり次第締め切ります。
開催市在住者でなくても相談をお受けいたします。
【予約方法】
○受付期間 6月6日(月曜日)~6月17日(金曜日)
○受付時間 8時30分~17時00分(土日・祝日を除く)
○連 絡 先 出張がんよろず相談予約ダイヤル
TEL 055-989-5392(予約期間のみ開通)
【問合先】 静岡がんセンター よろず相談
平日 8時30分~17時00分(土日・祝日を除く)
TEL 055-989-5710
出張よろず相談に関するお問合せは、疾病管理センター 平林までどうぞ。
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冊子「大規模災害に対する備え
がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族へ」
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東日本大震災のような大規模災害が起こった時に備えて、がん治療・在宅
医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族に役立つことを目的として作成
された冊子です。起こり得るケースごとに、分かり易く対応策がまとめられて
おり、患者さんとご家族のみならず、医療従事者の方にも役立つよう作成され
ています。
がん情報サービスのサイトにPDFが掲載されていますので、ぜひ参考にして
ください。
http://ganjoho.jp/public/support/disaster/disaster_care_manual.html
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静岡県立静岡がんセンター 疾病管理センター
e-mail:sccnet-kanri@scchr.jp
TEL :055-989-5222(代) 内線2118
お問い合わせ
がんセンター局マネジメントセンター県庁駐在
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2983
ファックス番号:054-221-2618
メール:info@scchr.jp
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