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ホーム > 県政情報 > 県政総合 > ようこそ副知事室へ > 副知事 出野勉 > 出野副知事コラム > 第7回『ふじさんっこ応援隊、子育て支援について』

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更新日:令和4年5月18日

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出野副知事コラム

第7回『ふじさんっこ応援隊、子育て支援について』

皆さんは、「ふじさんっこ」という言葉を御存知でしょうか?

 

「ふじさんっこ」とは、“ふじのくに”静岡県の子どもたちのことです。「富23っ子」と書き表しますが、これには三つの意味が込められています。まず最初に、「美しい富士山を仰ぎ見て、その豊かな自然や緑にふれて育つ『富士山っ子』」、次に「若い世代の2人から3人は子どもを生みたいという希望を表現」、そして「日本一の富士山にあやかり、子どもを生み育てやすい環境日本一を目指して」です。

 

 

静岡県では、「子育ては尊い仕事」という理念のもと、社会全体で子ども・子育てを応援する気運の醸成と、子育て中の親の不安、負担、孤立感の解消を図っています。具体的な取組の一つとして、自主的に子ども・子育てを応援している団体を「ふじさんっこ応援隊」と名付け、団体の活動を子育て家庭のみならず、ひろく県民の皆様にわかりやすくお伝えし、その輪を静岡県全体に広げていきたいと考えています。

 

その中でも、特徴的な活動や、他団体の活動の参考となる先駆的な取組を行っている「ふじさんっこ応援隊」を「ふじさんっこ応援隊大賞」として毎年表彰しています。

今年度も、10月21日に「第4回ふじさんっこ応援隊大賞」表彰式を行いました。

大賞を受賞された『認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ』さんは、浜松市と協働し浜松市子育て情報サイトを運営するほか、2016年熊本地震等の大規模災害時には平時に培ったネットワークを活かし、乳幼児1人分の支援物資をまとめたトートバックを被災地に送り、乳幼児のいる家庭を支援されました。特に、アレルギーがある子どものために、アレルギー対応の粉ミルク等を配布したり、トートバックにアレルギー対応のマークを付けて見える化するなど、災害時においてもきめ細かな支援をされました。

審査員特別賞は、“活動内容が身近で他団体でも実施しやすい、他団体等と連携しやすいなど、活動の広がりが期待できる団体”を選定しています。今回は、音楽好きの母親たちでつくる長泉町の『音楽サークルくいしんぼ~ん♪』さんが選ばれました。メンバーで町の情報を盛り込んだオリジナルの楽曲を作成し、保育所・こども園・幼稚園や、町内のイベントなどで公演されています。コロナ禍においても、感染防止をテーマにしたオリジナル曲を制作し、動画配信サイトに掲載するなど、取組を広げられています。

 

 

 

 

表彰に併せて、自身も子育て中の3名のフリーアナウンサー、杉岡沙絵子さん、荒木麻里子さん、那須洋子さんで結成した「子育てmama隊」に「ふじさんっこ応援隊長」を委嘱しました。

ふじさんっこ応援隊長には、今月実施中の『ふじさんっこ応援キャンペーン』を県民の皆様に周知する旗振り役となっていただいています。
このキャンペーンを通して、子育て中の方に限らず、多くの県民の皆様に子育てを応援することについて関心を持っていただき、社会全体で子どもと子育てを応援する気運を高めていきたいと考えています。

 

 

期間中には、市町や子育て支援団体と連携し、県内各地で活動されているふじさんっこ応援隊の活動の様子を専用ウェブサイトにおいて発信しています。『音楽サークルくいしんぼ~ん♪』さんの歌や動画も観ることができます。

また、キャンペーン期間中にしずおか子育て優待カード協賛店舗で買い物をした方に抽選でプレゼントが当たる『ふじさんっこお買い物キャンペーン』も実施しています。このふじさんっこお買い物キャンペーンは、お子様のいる家庭はもちろんのこと、静岡県民であればどなたでも参加できるものとなっています。キャンペーンは11月末までとなっています。ぜひ、しずおか子育て優待カード協賛店舗を利用し、応募してください。

 

 

 

 

 

ふじさんっこ応援キャンペーンについてはこちらを御覧ください。

 

https://fujisancco.com

 

静岡県内だけでなく日本全体で、少子化、高齢化、人口減少が進んでいます。これに加えて、コロナ禍の現在、経済をはじめ様々な活動が今までどおり進まない中で、ともすると閉塞感を感じる場面もあろうかと思います。

私は、子どもたちの笑顔を見たり、元気な泣き声が聞こえてくると子育てをしていた頃を懐かしく思い出し、いつも心が温かくなります。そして、一生懸命、時には悪戦苦闘されているであろう子育て真っ最中の皆さんに心の中でエールを送っています。このコラムを読んでくださっている方の中にも同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このような心の中のエールを少しでも見える形にし、子育て世代を応援することが、社会の活力の源になるのではないかと感じております。

今後も、本県の全ての子どもと子育て家庭が、思いやりに満ちた地域の中で、将来の夢を描き幸福を実感できる「生んでよし 育ててよし」の“ふじのくに”づくりの実現を目指し、さまざまな子育て支援を行ってまいります。

 

 

 

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