
正解:(1)お櫃
解説

遠州七不思議の一つとして数えられる桜ヶ池のお櫃納は、十数人のわか者が立ち泳ぎして、赤飯の入ったお櫃を池の中央にしずめ、豊作や、願いごとがかなうのを祈るという変わったお祭じゃ。この祭は、約840年もつづいており、県の(*)無形民俗文化財にも指定されておる。桜ヶ池でしずめたお櫃が長野県諏訪湖でみつかったというで伝説や、池の底が諏訪湖とつながっているという伝説もあるのじゃよ。(*)無形民俗文化財:衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術など、人々が日常生活の中で生み出し継承してきたもの。