空き巣・忍込みの被害に遭わないために

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ページID2000462  更新日 2023年7月5日

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実は恐ろしい空き巣などの侵入盗

空き巣(留守のお宅に侵入するドロボー)忍込み(夜、家の方が寝ている間に侵入するドロボー)など、家の中に侵入するドロボーって、実はとても危険なんです。

イラスト:障子の向こう側に泥棒の影があり、布団を被り震えている人

一生懸命貯めたお金やアクセサリー、家財道具、そして、こっそり隠しておいたはずのヘソクリを盗まれてしまうのは、経済的にはもちろん、精神的なショックも大きいですね。
けれど、もっと恐ろしいのは、こうしたドロボーと鉢合わせしてしまったとき!
ドロボーはそもそも、人のものを盗む悪人ですから、家の方に見つかって素直に逃げるタイプばかりではないのです。
「逆ギレ」して殴りかかってくる、刃物で脅してくるなど、ドロボーから強盗に変身する輩も!
「いつでも安心できる我が家」を守るため、防犯対策をとりましょう!

防犯対策は家の外側と内側に!

家の外側の防犯 ドロボーを近寄らせない

周りからの見通しをよく!

イラスト:窓から侵入する泥棒が見えるか尋ねている

あなたの家の周りには、塀や生垣がありますか?
家の外観って、住んでいる方の個性を演出するのに重大な役目を果たしますよね。
だからこそこだわりを持つのは当然ですが、ドロボーに狙われやすい環境になっていたとしたらどうでしょう?
ドロボーが狙う、狙わないを判断するポイントは、ズバリ周囲からの見通し!

高い塀や隙間のない生垣は、ドロボーにとってはいい目隠しになってしまいます。
塀や生垣は、周囲からの見通しがよくなるように配置しましょう!

ドロボーの足場を排除!

窓のそばに植木鉢など、踏み台になるような物があれば、別の場所に移動しましょう。

イラスト:ベランダの窓から侵入しようとしている泥棒

エアコンの室外機が設置されていたり、雨どいや塀などが窓のそばにあるなど、簡単に構造を変えられない場合には、窓に防犯グッズを活用して、ガードを厳重にしましょう。

ドロボーが近寄らない家に

イラスト:家の周りにセンサーライト、防犯ジャリ、防犯カメラの設置、周囲の見通しを促す様子

ドロボーは、「人目」や「物音」を嫌います。
人目があれば見つかるし、物音がすれば周りに気づかれます。
つまり、あなたの家を「人目につきやすく、物音がする家」にすれば、ドロボーは近寄りにくいはず。
上のイラストのような家が理想的です!よく吠える番犬もドロボー撃退には効果的です。

家の内側の防犯 ドロボーを侵入させない

ドアの防犯対策

イラスト:二重ロックのドアから逃げていく泥棒の様子とガードアームドアチェーンの拡大部分


人が出入りする玄関や勝手口は、ドロボーにとっても侵入口となってしまいます!
ちょっとした外出や寝る前には、戸締まりをしっかり!
さらに、二重でロックをしたり、ドアチェーンをすれば安心度が高まります。
・・・ドロボーは侵入に時間をかけることを嫌いますので!
ドロボーが嫌がる環境をつくることが大切です。

窓の防犯対策

窓格子

写真:窓の外側に格子を付けた様子


出入り口のほかに、ドロボーが侵入する場所は・・・です。
戸締まりしていても、ガラスを割るという手段があるので、ドロボーにとっては、ドアよりも狙いやすい場所かもしれません。
でも、格子がついていれば、ドロボーは侵入することができませんね
そもそも格子がついていれば一目でわかるので、敢えてこの窓を狙うドロボーは少ないはず!
ただし、外からはずせる格子では意味がないので、取り付けネジが外から見えない格子をつけるか、ネジ穴をつぶしておくなどの工夫をしましょう。

補助錠

写真:窓用補助錠ストッパーの常設タイプと使用時取り付けタイプの位置と形状


より手軽に防犯できるのが、補助錠です。
窓を割っても、ドロボーの身体が入るだけの隙間が開かなければ侵入はできません。
補助錠は、窓を開かないようにするための防犯グッズです。
いちいち取り外す必要のない常設タイプや、工具やテープの必要がない使用時取り付けタイプなど、補助錠にはさまざまな種類があるので、環境に応じて選んでください。
カギの数が増えればそれだけ安心ですが、補助錠はあくまで「補助」ですから、戸締まりをしないのは本末転倒ですよ!

補助錠、効果的な使い方

写真:補助錠を窓の上部分と下部分に付けた場合の外からの比較写真

補助錠は窓の上部分に取り付けることをオススメします。
その理由は、上の写真を見てのとおりです。
補助錠を取り外してでも入ろうとする、強情なドロボーがいたとします。
そのとき、補助錠が窓の下についていたら、ドロボーはかがんで作業をすることになり、周りから見えにくくなります。
一方、補助錠が上についていれば、よほど背の高いドロボーでない限り、外側からでは手が届かないし、踏み台に乗ったとしても周りから目につきやすくなるので、大抵のドロボーは侵入を諦めるでしょう。

ちょっと実験

写真:窓の外側から掃き出し窓上辺までの身長差による距離の比較

私の周りにいる警察官をつかまえて調べてみました!
目いっぱい手を伸ばしたときの地面からの高さは・・・
身長 160cm → 地面から約195cm(背伸びあり)
身長 170cm → 地面から約210cm
身長 180cm → 地面から約230cm
通常、家屋の土台は45cm程度はあるので、手の長さの個人差や窓の位置、形状などを考えても、窓上部の補助錠を外すには、2m近い身長が必要と思われます。

防犯センサー

写真:窓に取り付けた二種類の防犯センサーの位置の拡大


何度も言いますが、ドロボーは「人目」「物音」をキライます。つまり「見つかる」ことがイヤなんです。
プロのドロボーは、ほとんど音をたてずガラスを割りますが、そ~っと窓を開けたとたんに警報音が響いたら、きっとあわてて逃げるはず!
侵入される前に追い払うことができれば「逆ギレ」による強盗被害も防げます。
防犯センサーには、セット後窓が開くと警報音が鳴るタイプと、警備会社と契約して異常の際に通報するタイプがあります。
いずれにせよ、侵入される前にドロボーを追い払うことが大切です。

ご近所ぐるみの防犯で、ドロボーゼロを目指して!

ドロボーに入ろうとして、お隣さんに声を掛けられた。下見中に近所の人に挨拶された。

イラスト:声掛けする隣人たちの様子を泥棒が家の陰から見ている

そんな理由で犯行を諦めるドロボーもいます。
日ごろから、まめに声を掛けあっていれば、
「○○さんの家に見慣れない人がきた」「旅行に行くって言っていたのに人影が見える」
などと、ご近所の方が異常に気がついてくれるかもしれません。
防犯対策が、あなたの家だけでなくご近所中にひろまったら・・・そのまちでドロボーはできなくなるはず。
ご近所ぐるみの防犯、大切です!

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まちぐるみで防犯環境を整備し、犯罪のない明るい街をつくりましょう!

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電話番号:054-271-0110(代表)