県議会開会日の提案説明
平成15年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.前文】

 ただいま提出いたしました議案につきまして、その概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べたいと存じます。

 

【2.当面する県政の課題】

(1) 「NEW!!わかふじ国体」及び「わかふじ大会」

 はじめに、「NEW!!わかふじ国体」及び「わかふじ大会」につきましては、全国各地から多くの選手、役員の皆さんをお迎えし、県民総参加のもと、多くの感動と思い出を残して、盛況のうちに幕を閉じました。

 両大会とも概ね好天に恵まれたことや、国体においては、天皇杯、皇后杯を獲得するなど本県選手団の大活躍もあり、開会式、閉会式をはじめ各競技会場とも、大変多くの方々に足を運んでいただいて、大いに盛り上がり、379万県民に大きな感動と勇気、誇りと自信を与えてくれました。

 大会運営に当たられたボランティア、市町村、競技団体をはじめとする関係各位の御尽力に、改めて敬意を表し、心から感謝を申し上げます。

 大会を通じ、「しずおか地産地消推進運動」の一環として、各県選手団、役員に対する本県ならではの郷土料理や静岡茶のおもてなし、エコパでの「ふじのくに夢市場」の開設のほか、社会福祉施設の授産製品を販売した「ふれあい広場」など、魅力ある物産を県内外の人々に披露し、好評を博すことができました。

 また、「しずおか」らしさとして実現を目指した県民総参加、ユニバーサルデザインの実践、スポーツと音楽との融合、環境への配慮などは、いずれもその目的を達成することができました。

 今後、両大会を通じて培われた県民運動、ボランティア活動などのエネルギーが、富国有徳の静岡県づくりの活力となりますことを確信しております。


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