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ジン君とシズカちゃんは学校から帰るときに車イスのお姉さんに会った。
よくみると、道路の段差がじゃまになり前に進めない。
ほんの少しだけ歩道が高くなっている。
ボクたちは気付かなかったけれど、車イスの人にはとってもつらいことなんだね。
「おねえさん、押そうか。」
ジン君とシズカちゃんは車イスを持ち上げようとしたけれど上がらない。
「手伝いましょう。」
通りかかったおにいさんと力を合わせて車イスを押した。
「よいしょ、よいしょ。」
すると、車イスのおねえさんも「よいしょ、よいしょ。」と掛け声をあげていた。
「道路に段差がなければいいのにね。」
そうすれば、車イスの人も、おじいさんも、
おばあさんも、ベビーカーを押している人もみんな助かるのにな。