県議会開会日の提案説明
平成12年2月県議会定例会知事提案説明要旨

(安全で安心できる暮らしの確保)

<交通安全対策>

 次に、交通安全対策についてであります。

 昨年の県内における交通事故は、高齢者事故を中心として発生件数、死者数、負傷者数のいずれも、一昨年を大幅に上回る厳しい結果となりました。特に、死者数は、一昨年比72人増の359人と大幅な増加となっております。

 このため、交通事故防止対策を県政の重点課題と位置付け、事故が多発している交差点等を中心に信号機、標識などの交通安全施設等の整備を積極的に推進いたしますとともに、体験・実践型の交通安全教育を実施するなど、「ルール無視、マナー軽視が事故のもと」を新たなスローガンに、市町村、警察、関係機関との緊密な連携のもと、県民総ぐるみで交通事故総量削減運動を強力に展開してまいります。

<警察署、交番などの整備>

 また、東海地震等の大規模災害に対する警備拠点、警察署、交番等の整備を引き続き推進するほか、来訪者の多い交番に非常勤職員を配置するなど、誰もが安全で安心して暮らせる社会づくりを進めてまいります。


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