県議会開会日の提案説明
平成14年2月県議会定例会知事提案説明要旨

<中小企業への支援>

 次に、中小企業への支援についてであります。

 県といたしましては、財団法人しずおか産業創造機構や地域中小企業支援センター、各試験研究機関等との連携強化を図りながら、意欲的な中小企業を支援してまいります。また、制度融資については、預託金方式から利子補給方式へ変更するとともに、融資枠の拡大を図るほか、売上げの減少している企業に対して、一定の要件のもとに、貸し付けた運転資金の償還延長を新たに認めるなど、個々の中小企業の経営状況に機動的に対処できるよう充実を図ってまいります。


<技術・技能の振興>

 次に、技術・技能の振興につきましても、平成14年度から、沼津、清水、浜松の職業訓練校3校の名称を「技術専門校」に統一し、技術革新や高度情報化等に対応した人材育成を目指す新しい職業訓練体制をスタートいたします。

 さらに、2007年開催の「技能五輪国際大会」及び「国際アビリンピック」の開催に向けて、基本的な取組方針を県内各界各分野へ周知いたしますとともに、総合的な技能競技大会の開催などにより、ものづくり意識の高揚と技能水準の向上に努めてまいります。


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