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更新日:平成19年6月15日
平成17年6月 県議会定例会知事提案説明要旨【3 当面する県政の諸課題】(6) 東海地震対策次に、東海地震対策についてであります。
国の東海地震応急対策活動要領に基づく、救助・消火活動、医療活動、物資調達及び輸送活動に関する応援計画を踏まえ、本年4月、県としての具体的な受け入れ体制を定めた広域受援計画を作成しました。
東海地震注意情報発表時、警戒宣言発令時及び地震発生時には、この計画に基づき、市町村や防災関係機関と連携し、速やかに国の応援を受け入れ、効率的・効果的な災害応急対策を実施することとしております。
去る6月10日、11日には、消防庁との共催により緊急消防援助隊の実践的な全国訓練を静岡市三保地区等において実施し、広域応援及び受援計画の検証を行ったところであります。
今後とも、計画の実効性を高めるため、各種訓練等を通じ、受け入れ体制の充実に努めてまいります。
住宅の耐震化対策につきましては、本県では、プロジェクト「TOUKAI-0(トウカイ ゼロ)」により、耐震診断から補強設計、補強工事までの一貫した助成制度を設けるとともに、昨年度、高齢者世帯等への割増助成を新設するなど木造住宅の耐震化を促進しているところであり、耐震補強助成の5月末時点での活用状況は、累計3,020棟となっております。
今後とも、新聞や広報紙等による啓発に加え、8月にセミナーを開催するなど制度利用の一層の促進に努め、市町村と一体となってプロジェクト「TOUKAI-0」を積極的に推進してまいります。
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