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更新日:平成26年1月22日
平成20年9月県議会定例会知事提案説明要旨【1.当面する県政の諸課題】(9)富士山静岡空港次に、富士山静岡空港についてであります。
空港整備につきましては、滑走路、誘導路、航空灯火等の工事が、ほぼ完成したところであり、この空港現地を会場に、11月8日、9日の2日間「スカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタ2008(ニセンハチ)in静岡」を開催し、開港への期待感を高め、空港利用につなげてまいりたいと考えております。
空港アクセスにつきましては、交通事業者や観光関係者等と具体的な協議を重ねてきたところ、去る9月19日に開催された「富士山静岡空港アクセス協議会」において、空港に近接する島田駅や掛川駅、拠点性の高い静岡駅や浜松西インターチェンジとのバス路線の開設等が表明されました。今後、交通事業者等との協議をさらに進め、より利便性の高い空港アクセスの実現に取り組んでまいります。
路線誘致につきましては、国内線では、去る7月25日、来年夏からリージョナル航空事業の展開を目指しているフジドリームエアラインズが、小松へ1日2便、熊本及び鹿児島へ各1日1便を開業時から就航することを表明されました。富士山静岡空港を拠点に地元ニーズに根ざした事業展開により、本県の発展に大きく寄与していただけるものと期待しております。
国際線につきましては、7月31日から3日間、台湾の航空各社や政府の民用航空局、観光局、教育部などを訪問し、就航要請及び観光や教育旅行の誘致を行ってまいりました。航空各社からは、開港時からのチャーター便運航に向けた大きな手応えを感じたところであり、教育旅行については、台湾教育関係者から具体的な提案がされたほか、台湾での本県や富士山静岡空港のイメージアップや周知の効果が期待できる「2009(ニイマルマルキュウ)日台観光サミット」が、来年3月、空港開港に合わせ本県で開催されることが決定いたしました。
引き続き、台湾との交流拡大に努めるほか、中国や香港などにつきましても、就航促進策も活用しながら、エアポートセールスに全力で取り組んでまいります。
また、富士山静岡空港開港の効果を最大限に発揮し、本県の産業や地域の振興、空港の利用促進等を図るため、県と島田市との協働により、島田市金谷の旧金谷中学校跡地を中心とした地区に、国内外との広域的な交流の展開が可能な機能・規模を備え、見本市や各種展示会等を開催する「多目的産業展示施設」の立地を進めてまいることといたしました。今後、地元の皆様をはじめ関係者の御理解をいただきながら、用地の確保や整備手法等について市と協議、調整を進め、実現に努めてまいります。
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