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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和2年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和2年2月県議会定例会知事提案説明要旨3-2-1

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更新日:令和2年3月16日

県議会開会日の提案説明

令和2年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりを加速するための重点的な取組】
(2)8つの政策

 

 次に、新ビジョンの8つの政策体系に沿って、御説明申し上げます。

政策の第1の柱は、「命を守る安全な地域づくり」であります。

 

 はじめに、危機管理体制の強化についてであります。

南海トラフ地震や近年多発する風水害などの様々な災害から、県民の生命、財産を守ることは、県政の最優先課題であります。

 

 南海トラフ地震に関する新たな防災対応につきましては、国が公表したガイドラインを踏まえ、本県の地域特性やこれまでの地震・津波対策の取組、県民、有識者、市町の皆様の御意見などを考慮し、今月14日、静岡県版のガイドラインを策定いたしました。ガイドラインでは、各市町が、地域特性を踏まえた具体的な防災対応を検討できるよう、あらかじめ避難が必要な地域、対象者等の考え方を複数示すほか、現場で活用できる実践的な内容を盛り込んでおります。

今後、このガイドラインを踏まえ、各市町が事前避難などの新たな防災対応を図ることができるよう、地域局ごとの説明会や、地震・津波対策等減災交付金を通じた支援を行ってまいります。

 

 県土強靭化の推進につきましては、狩野川台風の再来と言われ、本県にも甚大な被害をもたらした昨年10月の台風19号をはじめ、近年、地球規模の気候変動などの影響により、自然災害が頻発化・激甚化しております。

このため、国の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」や「緊急自然災害防止対策」等を活用して、道路や河川、治山施設などの防災・減災対策を強力に進めてまいります。

加えて、河川氾濫等の大規模な浸水被害とその復旧を踏まえた河川、砂防ダム等の緊急的な浚渫や道路の防災対策、災害時に倒木の恐れのある樹木の予防伐採などに必要な予算を盛り込み、県土強靭化に集中的に取り組んでまいります。

 

 防潮堤の整備につきましては、地域の特性や環境に配慮した、住民参加による「静岡方式」で整備を進めております。

レベル1を超える津波に対しても被害を軽減するため、平成26年3月から整備を進めている総延長17.5キロメートルの浜松市沿岸域の防潮堤の本体工事が、今年度内に竣工いたします。また、中東遠や志太榛原地域では、ふじのくに森の防潮堤づくりが着実に進んでおります。引き続き、公共事業の発生土砂の提供や、防災林の再整備、機能強化に取り組んでまいります。

 

 次に、安全な生活と交通の確保についてであります。

県民の安全で安心な生活を守るため、地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策や地域との協働による自主防犯活動に加え、東京2020(ニーゼロニーゼロ)オリンピック・パラリンピック開催を踏まえたテロ対策を推進してまいります。また、警察活動の拠点となる湖西警察署、大仁警察署の整備を進めてまいります。

令和元年の暦年ベースの交通事故発生件数は25,102件で、前年に比べ3,300件減少いたしました。死者数、負傷者数も減少し、4年連続でトリプル減となりました。今後も、交通事故の少ない安全な社会を実現するため、信号機や標識等の交通安全施設の整備に取り組むとともに、高齢ドライバーや自転車の事故防止など、総合的な交通安全対策を推進してまいります。

 


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