県議会開会日の提案説明

令和4年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.県政の概要】
（1）本年度の防災訓練

 

次に、本年度の防災訓練についてであります。

この2年間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、訓練の中止や実施規模の縮小を余儀なくされましたが、本年度は、訓練時点での感染状況を踏まえつつ、感染防止対策を徹底した上で、計画どおり実施したいと考えております。

大規模地震を想定した総合防災訓練は、9月4日に、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町をメイン会場として実施いたします。目的、対象別の多様な訓練として、地域住民を対象とした12月の地域防災訓練、3月の津波避難訓練、浜岡原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練などに取り組むほか、本年度の訓練の集大成として、県、市町の災害対策本部、各防災機関等が連携して、災害情報の収集や応急対策を立案する大規模図上訓練などに取り組んでまいります。

また、総務省消防庁と合同で、南海トラフ地震を想定した緊急消防援助隊全国合同訓練を実施いたします。7月に図上訓練を行うとともに、11月には、富士山静岡空港西側県有地等を会場に、全国各地から670に及ぶ部隊が集結し、自衛隊、警察、海上保安庁、国土交通省の緊急災害対策派遣隊TEC-FORCE(テックフォース)などとともに、大規模な部隊運用訓練に取り組むことで、全国からの受援体制の円滑な構築を目指してまいります。

こうした訓練を通じ、県民の皆様や、市町、防災関係機関と連携した地域防災力のさらなる強化を図ってまいります。

 

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