ピアノの出荷量、出荷額日本一

「2020年工業統計調査品目編」（経済産業省）によると、令和元年における静岡県のピアノの生産工場は4事業所、出荷量は3万6073台、出荷額は195億6900万円で、全国唯一となっています。

静岡県の楽器産業は、明治20年に山葉寅楠（やまはとらくす）氏が、小学校の米国製オルガンを修理したのがその発祥といわれ、さらに彼が、音楽教育の必要性と楽器産業の将来性に着目し、明治22年山葉風琴製作所を設立しました。（当時オルガンは「風琴」と呼ばれていました。）

そして、明治33年にはピアノの国産化に成功し、今日の楽器産業の基礎が築かれました。

ピアノ出荷量の推移

区分	平成23年	平成24年	平成25年	平成26年	平成27年	平成28年	平成29年	平成30年	令和元年
出荷量	53,266	39,070	34,211	35,174	36,060	35,826	34,126	35,153	36,073
全国に占める割合	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%

• 単位：台
• 出典：「2020年工業統計調査品目編」（経済産業省）（コード：324111）

ピアノ出荷額の推移

区分	平成23年	平成24年	平成25年	平成26年	平成27年	平成28年	平成29年	平成30年	令和元年
出荷額	31,641	26,305	23,677	23,048	17,787	18,433	18,235	18,832	19,569
全国に占める割合	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%	100%

• 単位：百万円
• 出典：「2020年工業統計調査品目編」（経済産業省）(コード：324111）