第1回『副知事就任に当たって』

　令和6年4月19日付けで静岡県副知事に就任いたしました増井浩二（ますい　ひろし）です。

　私は、昭和55年に静岡県に奉職し、企画、財政、経済産業、公共事業、地域外交など、幅広い分野を経験いたしました。地域と密着した現場の最前線である福祉や県税の事務所での仕事も経験しました。平成31年に県を退職した後は、静岡県公立大学法人で、静岡県立大学の経営に取り組み、その後静岡県日中友好協議会で、中国との友好交流の仕事にも携わりました。

　県では、管理部門のみならず、事業部門や現場の最前線の仕事など幅広い分野の仕事に携われたと思っています。その経験が大学の経営という初めての仕事にも生かすことができました。どんな仕事も密接に関係しており、新しい仕事にも必ず生きてくることを、身をもって経験しました。

　今回、副知事として再び静岡県政に携わることとなり、責任の重さに身の引き締まる思いです。これまでの様々な分野での仕事で得た知識や経験を十分に活かし、職員の気持ちに寄り添いながら、県勢の発展と県民生活の向上のために、全力で取り組んでまいりたいと思います。

　県民の皆様方には、忌憚のないご意見をお寄せいただければ幸いです。