令和7年度病床機能報告集計結果 概要
地域医療構想について
今後高齢化が進展し、医療・介護サービスの需要が増大していく中で、患者それぞれの状態にふさわしい良質かつ適切な医療を効果的かつ効率的に提供する体制を構築することが求められています。
そのためには、医療機能の分化・連携を進め、各医療機能に応じて必要な医療資源を適切に投入し、入院医療全体の強化を図ると同時に、退院患者の生活を支える在宅医療及び介護サービス提供体制を充実させていくことが必要です。
こうしたことから、2025年における医療機能ごとの需要と必要量を含めその地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化と連携を適切に推進するための静岡県地域医療構想を、平成28年3月、策定しました。
病床機能報告制度について
地域医療構想の推進にあたり、地域の医療機関が担っている医療機能の現状把握、分析を行う必要があります。
そのために必要なデータを収集するため、医療機関がその有する病床(一般病床及び療養病床)において担っている医療機能を自ら選択し、病棟単位を基本として都道府県に報告する仕組みが導入されました(医療法第30条の13)。
また、医療機能の報告に加えて、その病棟にどのような設備があるのか、どのような医療スタッフが配置されているのか、どのような医療行為が行われているのか、についても報告することとしています。
なお、「定性的」な基準に基づき、各医療機関が自主的に選択した医療機能を報告したものであることから、同じ医療機能を有していても、各医療機関の捉え方によっては同様の報告となっていない場合があります。
報告された情報の公表
報告された情報を公表し、地域医療構想とともに示すことにより、地域の医療機関や住民等が、地域の医療提供体制の現状と将来の姿について共通認識を持つことができます。また、医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議によって、医療機能の分化・連携が進められるようになります。
医療機能について
医療機関が報告し、都道府県が2025年の必要量を定める医療機能は、次の4つの区分です。
- 高度急性期
-
- 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能
- 高度急性期機能に該当すると考えられる病棟の例
- 救命救急病棟、集中治療室、ハイケアユニット、新生児集中治療室、新生児治療回復室、小児集中治療室、総合周産期集中治療室であるなど、急性期の患者に対して診療密度が特に高い医療を提供する病棟
算定する特定入院料の例
- 救命救急入院料
- 特定集中治療室管理料
- ハイケアユニット入院医療管理料
- 脳卒中ケアユニット入院医療管理料
- 小児特定集中治療室管理料
- 新生児特定集中治療室管理料
- 総合周産期特定集中治療室管理料
- 新生児治療回復室入院管理料
- 急性期
-
- 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能
算定する特定入院料の例
- 地域包括ケア病棟入院料
- 地域包括医療病棟入院料
- 回復期
-
- 急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能
- 特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頚部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能(回復期リハビリテーション機能)
算定する特定入院料の例
- 地域包括ケア病棟入院料
- 回復期リハビリテーション病棟入院料
- 地域包括医療病棟入院料
-
慢性期
-
- 長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能
- 長期にわたり療養が必要な重度の障害者(重度の意識障害者を含む)、筋ジストロフィー患者又は難病患者等を入院させる機能
算定する特定入院料の例
- 特殊疾患入院医療管理料
- 特殊疾患病棟入院料
- (地域包括ケア病棟入院料)
報告率
報告期間:令和7年10月1日から11月30日まで
|
区分 |
報告対象数 |
報告数 |
報告率 |
|---|---|---|---|
| 病院・有床診療所 計 |
263 |
263 |
100.0% |
| 病院 |
138 |
138 |
100.0% |
| 有床診療所 |
125 |
125 |
100.0% |
静岡県における医療機能ごとの病床の現状
以下のファイルは、各時点の静岡県における医療機関別の医療機能ごとの病床の状況です。
医療機関ごとの個票データについては、各二次医療圏名をクリックすると掲載ページへ移動します。
二次医療圏とは、特殊な医療を除く入院医療に対応し、医療機関の機能連携に基づく医療サービスと広域的、専門的な保健サービスとの連携等により、県民に包括的な保健医療サービスを提供する圏域です。
医療機関の病床(ベッド)は、法律(医療法)の許可を得た上で設置することとされており、許可を受けた病床のうち、前年度において最も多く入院患者を収容した時点で使用した病床数を最大使用病床数として示しています。
※PDF及びエクセルファイルは県独自集計分を含めないものであることから、下記表の集計値とは必ずしも一致しない場合がある。
-
静岡県における医療機関別の医療機能ごとの病床の状況【2025年】(許可/最大使用病床ベース) (PDF 182.2KB)
-
静岡県における医療機関別の医療機能ごとの病床の状況【2025年】(許可/最大使用病床ベース) (Excel 57.0KB)
-
静岡県における医療機関別の医療機能ごとの病床の状況【2024年と2025年】(最大使用病床ベース) (PDF 175.2KB)
-
静岡県における医療機関別の医療機能ごとの病床の状況【2024年と2025年】(最大使用病床ベース) (Excel 53.6KB)
以下に、現状(2025年7月1日時点)の概要(許可病床ベース及び最大使用病床ベース)を掲載します。
現状(許可病床ベース)
2025年7月1日時点の機能として、各医療機関が「定性的」な基準に基づき、自主的に選択した機能の状況です。
各医療圏ごとの個票データは各圏域のリンク先より一括ダウンロードができます。
|
二次医療圏 |
全体 |
高度急性期 |
急性期 |
回復期 |
慢性期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 賀茂医療圏(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町) |
733床 |
0床 |
238床 |
217床 |
278床 |
| 熱海伊東医療圏(熱海市、伊東市) |
1,003床 |
20床 |
544床 |
148床 |
291床 |
| 駿東田方医療圏(沼津市、三島市、裾野市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、清水町、長泉町、御殿場市、小山町) |
5,999床 |
676床 |
2,701床 |
1,011床 |
1,611床 |
| 富士医療圏(富士市、富士宮市) |
2,516床 |
260床 |
1,170床 |
583床 |
503床 |
| 静岡医療圏(静岡市) |
5,769床 |
1,362床 |
1,950床 |
900床 |
1,557床 |
| 志太榛原医療圏(島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町) |
3,125床 |
249床 |
1,804床 |
525床 |
547床 |
| 中東遠医療圏(磐田市、掛川市、袋井市、御前崎市、菊川市、森町) |
2,774床 |
389床 |
975床 |
708床 |
702床 |
| 西部医療圏(浜松市、湖西市) |
6,779床 |
2,109床 |
2,108床 |
1,004床 |
1,558床 |
|
計 |
28,698床 |
5,065床 |
11,490床 |
5,096床 |
7,047床 |
(注1)集計対象30,156床。医療機能について、「休棟」として報告された1,458床は上表には含めていない。
現状(最大使用病床ベース)
2025年7月1日時点の機能として、各医療機関が「定性的」な基準に基づき、自主的に選択した機能の状況です。
各医療圏ごとの個票データは各圏域のリンク先より一括ダウンロードができます。
|
二次医療圏 |
全体 |
高度急性期 |
急性期 |
回復期 |
慢性期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 賀茂医療圏(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町) |
679床 |
0床 |
201床 |
209床 |
269床 |
| 熱海伊東医療圏(熱海市、伊東市) |
891床 |
15床 |
457床 |
148床 |
271床 |
| 駿東田方医療圏(沼津市、三島市、裾野市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、清水町、長泉町、御殿場市、小山町) |
5,691床 |
665床 |
2,513床 |
996床 |
1,517床 |
| 富士医療圏(富士市、富士宮市) |
2,371床 |
252床 |
1,081床 |
555床 |
483床 |
| 静岡医療圏(静岡市) |
5,484床 |
1,315床 |
1,768床 |
897床 |
1,504床 |
| 志太榛原医療圏(島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町) |
2,995床 |
245床 |
1,706床 |
515床 |
529床 |
| 中東遠医療圏(磐田市、掛川市、袋井市、御前崎市、菊川市、森町) |
2,665床 |
388床 |
890床 |
693床 |
694床 |
| 西部医療圏(浜松市、湖西市) |
6,498床 |
2,099床 |
1,994床 |
935床 |
1,470床 |
|
計 |
27,274床 |
4,979床 |
10,610床 |
4,948床 |
6,737床 |
(注1)集計対象27,517床。医療機能について、「休棟」として報告された243床は上表には含めていない。
各医療圏ごとの個票データ
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【賀茂医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【熱海伊東医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【駿東田方医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【富士医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【静岡医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【志太榛原医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【中東遠医療圏の医療機関の個票データ】
- 令和7年度病床機能報告集計結果の公表【西部医療圏の医療機関の個票データ】
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局地域医療課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号::054-221-2341
ファクス番号:054-251-7188
chiikiiryou@pref.shizuoka.lg.jp
