企業立地ガイド|補助金FAQ

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ページID1028386  更新日 2023年1月13日

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1.設備投資に対する補助金とは?

工場、研究所、物流施設等を新設又は増設する場合に、設備投資に対して補助する制度です。

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2.どのような業種が対象ですか?

日本標準産業分類大分類Eに分類される製造業にかかる工場、研究所

  • 同小分類711の自然科学研究所
  • 同中分類44の道路貨物運送業、47の倉庫業、小分類484のこん包業又は大分類Iの卸売業、小売業若しくは製造業にかかる物流施設(流通加工等を行う施設に限る)
  • 同小分類011の耕種農業に係る施設園芸(農作物の生育条件を一定の施設により調節し管理するもの)

などが対象です。

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3.補助を受けるのに条件はありますか?

補助を受けるためには、次のような要件があります。

種別 工場・物流施設 研究所
業種 製造業、植物工場、道路貨物運送業、倉庫業等 製造業の分野に係る研究所、自然科学研究所
設備投資額
(土地代除く)
5億円以上 1億円以上
雇用増 補助対象施設で1人以上または
雇用数維持かつ生産性向上10%以上
県内全事業所で1人以上または
雇用数維持かつ生産性向上10%以上
補助対象施設で1人以上
県内全事業所で1人以上
その他 (物流施設のみ)
流通加工用設備等、県の定める2種類以上の物流用設備の設置
補助対象施設の研究員5人以上
研究に用いる床面積200平米以上

※設備投資額の考え方等については、次の新規産業立地事業費補助金のあらましのデータを御参照ください。

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4.補助は何回でも受けられますか?

要件を満たせば、何度でも補助金を受けられます。なお、事業着手日によって要件が違います。

事業着手日 要件
平成20年4月1日~平成27年3月31日 設備投資額30億円以上かつ雇用増50人以上
平成27年4月1日~ 設備投資額30億円以上かつ雇用増10人以上
平成29年11月10日~ 設備投資額5億円以上かつ雇用増1人以上または雇用数維持かつ生産性向上10%以上

複数回の交付について

平成20年4月1日以降の土地取得もしくは事業着手から、設備投資額30億円以上、雇用増50人以上の場合、複数回の交付が可能になりました。
補助要件の確認を行いますので、事前に企業立地推進課に御相談ください。

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5.親会社が投資して子会社等が操業する場合、補助を受けられますか?

子会社・関連会社が操業する場合(親子・関連会社による共同事業)であれば、補助を受けられます。
この場合、補助金は、原則として投資を行った会社に交付されますが、操業する企業も補助金交付済みの扱いになります。

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6.どのようなものが補助対象となりますか?

事業期間内に発注、納品(検収)、支払いが完了したもので、固定資産台帳の「建物」「建物付属設備」「機械装置」に計上されているものが対象です。
(機械は、1件50万円未満のもの及び償却年数1年未満のものを除く。)
通常の設備更新にあたるものは対象となりません。
(例:すでに操業している工場建物内に機械設備のみを購入する場合)

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7.事業期間とは?また、その期間は何年ですか?

事業期間とは、土地取得(事業着手)日から業務開始日までの期間を指します。

事業期間の開始

土地取得日

(土地売買契約(賃貸借契約)を締結した日。契約前に手付金を支払った場合はその支払日)

事業着手日

(建設工事や機械装置の購入にかかる最も早い契約日)

事業期間の終了 造成地3年間
未造成地5年間
2年間

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8.業務開始日の決め方は?

業務開始日は、実際の操業開始日に関わらず、上記の事業期間内で任意の日を選択できます。

※補助金の申請は業務開始日までに行いますので、業務開始日には、支払が全て完了し、補助要件が満たされていることが必要です。特に手形は、振出日ではなく決済日を支払完了日としますので御注意ください。

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9.補助額はどのように計算されますか?

「建物」と「機械」に分けて補助対象額を計算し、補助率を掛けて算出します。
限度額は7億円(成長分野の製造業に係る工場については10億円)です。

建物

建物金額÷延床面積=建物単価→県上限単価と比較し低い方を採用
建物単価×補助対象面積=建物補助対象額

機械装置

生産、研究、開発、流通加工、事業継続、事務にかかるもの=機械装置補助対象額

補助額

建物補助対象額+機械装置補助対象額=補助対象額
補助対象額×7%(成長分野の工場、研究所は10%)=補助額

※建物金額、機械装置補助対象額、補助対象面積、成長分野に該当する業種等については、次の新規産業立地事業費補助金のあらましのデータを御参照ください。

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10.補助を申請したいのですが?

補助を受けるためには、申請予定年度の前年8月までに企業概要調書を提出し、交付対象事業としてエントリーすることが必要です。

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11.申請にあたって用意しておくものはありますか?

申請には、雇用関係を証明する資料や支払い関係の証拠書類等が必要です。あらかじめ、証拠書類を収集、整理しておくと、書類作成がスムーズになります。

発注から支払までの証拠書類(発注書、契約書、請求書、領収書等)が揃っていないものは、補助対象となりません。特に、見積書は発注書と認めていませんので、御注意ください。

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12.補助対象となった建物等を売却等した場合は、どうなりますか。

補助対象となった建物や機械は、減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)に定められている耐用年数等に相当する期間内においては、原則として、譲渡や貸付等をすることはできません。
やむを得ない事情で、売却等を行う場合は、事前に知事の承認が必要となります。
また、知事の承認にあたっては、原則として、補助金の返還を求めています。

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部商工業局企業立地推進課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3262
ファクス番号:054-221-3216
kishinsan@pref.shizuoka.lg.jp