西部地域の森林・林業

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ページID1052292  更新日 2023年3月30日

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森林を、守り、育て、活かす。森林との共生をめざして。

管内には、天竜地域のスギ、ヒノキ人工林、浜名湖周辺の里山地帯の広葉樹林、遠州灘沿いのクロマツ海岸林、県立森林公園周辺のアカマツ林など、多彩な森林が広がっています。
これらの森林には、木材供給のほか、水資源のかん養、県土の保全の機能があります。また、保健休養の場を提供しており、二酸化炭素吸収による地球温暖化の防止機能も期待されています。
健全で潤いのある森林の育成に努め、森林と県民の共生を推進します。

写真:木

森林資源の循環利用の推進

天竜川中下流の地域は古くから木材の集積地として各種木材産業が発達してきました。
森の恵みである木材を効率よく利用するため、路網の整備をはじめ、林業機械化の推進、木材加工流通施設の整備を推進しています。
また、木材は地球環境にやさしい「再生できる重要な資源」です。林業は、その循環利用を進める重要な役割を果たしています。

写真:森林
手入れの行き届いた森林
写真:木材生産
林業機械を利用した木材生産
写真:天竜材の家
天竜材の家

森に親しみ、協働で進める「森づくり」

森林には、心身をリフレッシュする働きがあります。
県立森林公園(浜北、大草山)や天竜の森(佐久間・春野)には、年間約100万人の人々が訪れ、散策等を楽しんでいます。
また、県ではNPO、ボランティアグループ、企業等の森づくり活動を支援しており、森林環境教育の場としても利用されています。

写真:森林体験教室
森林体験教室(県立森林公園)
写真:企業の森づくり
企業の森づくり
写真:天竜の森
天竜の森

森林の適正な整備・保全の推進

森林には、「緑のダム」として水を蓄え洪水を抑える働きや、土砂崩れや海からの強風や飛砂を防ぐ働きなど「公益的機能」があり、地域の暮らしと産業を守っています。この機能を十分に発揮させるため、造林・間伐などの森林整備事業、治山事業、森の力再生事業、松くい虫防除事業などを行っています。
明治時代に浜松に住んでいた金原明善翁は、天竜川の氾濫を防ぐために、私財を投じて上流域の植林を進め、今では天竜美林として有名になっています。

写真:治山ダム
渓流を安定させる治山ダム

写真:海岸防災林

写真:海岸防災林
砂や潮風から生活を守る海岸防災林

このページに関するお問い合わせ

西部農林事務所
〒430-0929 浜松市中央区中央1丁目12番1号
電話番号:053-458-7208
ファクス番号:053-458-7168
seinou_kikaku@pref.shizuoka.lg.jp