住宅の倒壊から生命を守る「防災ベッド」の紹介

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ページID1030237  更新日 2023年1月11日

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要旨

阪神・淡路大震災では、亡くなられた方の84%が家屋の倒壊等による圧死でした。
その経験からも、本来、東海地震対策としては住宅の耐震化を進めるべきですが、費用の問題等から個人住宅の耐震補強等が進んでいない等の理由から、耐震補強の代替措置として、旧建築基準の木造住宅での仕様を想定し、1階で就寝中に地震に襲われて家屋が倒壊しても、安全な空間を確保でき、命を守ることができることを目標に、2種類の防災ベッドを開発しました。開発にあたっては、当事業で共同開発業者を募集し、応募のあった中から「防災ベッド製作検討会(※)」で選定した株式会社宝永工機と静岡県静岡工業技術センター(当時)による共同開発で行いました。
※防災ベッド製作検討会(委員:静岡県、静岡文化芸術大学、全日本ベッド工業会、日本福祉用具供給協会静岡ブロック)

防災ベッドの概要

一般向け防災ベッド

資金面等から、住宅の耐震補強工事が困難な方などが、1階で就寝中に地震に襲われて住宅が倒壊しても、安全な空間を確保でき、命を守ることができることを目標として開発したベッドで、下部のベッド部分は木製、上部の防護フレームは鋼製で製作しました。
防災ベッドのデザインは、『「地震から生命を守る」2001しずおか技術コンクール』の防災器具部門アイデアの部で最優秀賞を受賞した作品をベースに開発しました。

写真:一般向け防災ベッド


上部のフレームはお好みの色を選べます。

このページに関するお問い合わせ

危機管理部危機情報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2644
ファクス番号:054-221-3252
boujou@pref.shizuoka.lg.jp