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更新日:平成19年6月15日
平成16年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【3.平成16年度当初予算】(3)項目別重点施策<防犯まちづくり> 次に、「防犯まちづくり」についてであります。 昨年の県下の刑法犯認知件数は62,275件と、過去最悪を記録した平成14年を733件下回りましたが、依然として高水準にあり、治安の回復が県政の大きな課題であることに変わりはありません。 県では、昨年来、防犯まちづくり行動計画の策定や県民会議の設立などを通じて、県民の皆様との協働による犯罪の起きにくいまちづくりを進めてまいりましたが、これらの取組を更に加速させるため、「静岡県防犯まちづくり条例」の制定を今議会にお諮りしているところであります。 今後、この条例を基本に、市町村や警察と協力して、地域ぐるみ、職場ぐるみの自主的防犯活動を促進、支援し、安全な社会の実現に向けて、全県を挙げた防犯運動を展開してまいります。 同時に、治安基盤を充実するため、警察法施行令の改正に伴い警察官85人の増員を行うとともに、警察署や交番の整備を図ってまいります。 <交通安全対策> 次に、交通安全対策の推進についてであります。 昨年の県内における交通事故による死者は297人で、「みんなで進める交通安全県民運動」の目標である300人以下を達成することができたものの、全国的に減少している中で前年より28人増加し、特に、交通弱者である高齢者の死亡事故が多発し、大変憂慮すべき状況であります。 このため、平成16年度から「高齢者事故防止対策」を最重点事項に掲げて、交通安全を高齢者自らの問題として捉えて、自ら実践していただく運動を実施したいと考えております。 また、市町村をはじめ、関係機関・団体と連携して、交通安全教育の充実や、危険・悪質運転の排除に、積極的に取り組んでいくとともに、引き続き交通安全施設等の整備を図ってまいります。 より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください |