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更新日:平成19年6月15日
平成16年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【3.平成16年度当初予算】(3)項目別重点施策<観光の振興> 次に、静岡ツーリズムを創生する観光交流産業の支援についてであります。 交流人口の一層の増大を図るため、「浜名湖花博」と連携した観光キャンペーンをはじめとする誘客対策を積極的に展開するとともに、新たに国内遠隔地からの誘客戦略の策定に取り組んでまいります。 国際観光につきましては、国のビジット・ジャパン・キャンペーンと連携して、アジア地域を中心とした誘客活動を実施するとともに、県内観光地の受入態勢整備を促進するための新たな支援制度を設けるなど、引き続き外国人観光客の誘致に取り組んでまいります。 また、JR静岡駅南口に、新たに、「観光・国際交流センター」(仮称)を開設し、本県の観光・交流・友好の推進拠点とすることといたしました。 <雇用対策> 次に、誰もが能力を発揮できる雇用環境の創出であります。 本県の雇用情勢は、有効求人倍率が1倍を下回っているものの5か月連続で前月を上回るなど、厳しいながらも改善の動きが続いているところであります。 こうした中でも、新規学卒者を含めた若年者と、障害のある人の雇用環境は大変厳しい状況にあり、その改善に向けて積極的に取り組むことといたしております。 まず、若年者への雇用対策でありますが、就職を支援するための拠点を沼津・静岡・浜松の3か所に設置し、就職相談からカウンセリングや職業紹介までの一貫した支援を行うワンストップ・サービスを新たに実施するとともに、高等学校への就職アドバイザーの派遣や若者の就職に効果が期待できる離転職者訓練の拡充など総合的な就職支援を実施することにより、就職を希望する若年者に対し職業能力の向上と早期就職の実現を図ってまいります。 また、障害のある人の就業促進につきましては、清水テクノカレッジにおいて知的障害のある人のための新たな職業訓練を実施するほか、NPOとの協働により就労を支援するジョブコーチ事業を拡充するとともに、事業主団体のネットワークを活かした求人開拓を新たに行います。さらに、県の入札においても、障害のある人を積極的に雇用する企業を優遇する制度の早期具体化を目指すなど、県独自で総合的な障害者雇用施策を展開し、障害者雇用率の向上を目指してまいります。 より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください |