ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成17年12月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成17年12月 県議会定例会知事提案説明要旨(1&2-01)
ここから本文です。 |
更新日:平成19年6月15日
平成17年12月 県議会定例会知事提案説明要旨【1 前文】ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べたいと存じます。
【2 当面する県政の課題】(1)「もりづくり県民税」の創設はじめに、「もりづくり県民税」の創設についてであります。
森林は、土砂災害の防止、水源のかん養などの公益的な機能を有しており、これらの「森の力」は、全ての県民が享受しております。
しかしながら、近年、担い手の高齢化や木材価格の低迷など社会的・経済的な要因から森林の荒廃が急速に進行しつつあり、このような憂うべき情勢の中で、低下した「森の力」の回復を急ぎ、県民生活への悪影響を回避するために、新たな施策が必要となっております。
そこで、この荒廃した森林の再生に係る施策に取り組む費用に充てるため、当面、平成18年度から22年度までの5年間を期限に、県民の皆様に幅広く御負担をお願いいたしたく、「もりづくり県民税」として県民税均等割への超過課税を行う条例案を、今議会にお諮りすることといたしました。
今後、この財源をお認めいただければ、従来の施策の枠組みでは対応が困難な、権利者による整備が期待できない荒廃森林であって緊急に対応を要する森林について、民間による適正かつ持続的な森林の管理に必要な初期整備を進める施策を実施してまいりたいと考えております。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください |