県議会開会日の提案説明

平成18年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【3 平成18年度当初予算】

(3) 総合計画の中間検討

次に、総合計画の中間検討についてであります。

 

総合計画につきましては、現計画の策定後における時代の変化や国の動向、本県における状況変化などを踏まえて、昨年度から、基本構想及び基本計画の修正並びに地域計画の策定について作業を進めてまいりました。

 

今後は、来月24日に開催を予定している総合計画審議会に見直し案を提示して御審議をいただき、これからの5年間の県政運営の指針となる後期計画として、今年度内に計画を取りまとめてまいりたいと考えております。

 

また、この見直しの中で、「県民くらし満足度日本一」の実現に向けた実施プログラムについても取りまとめてまいります。

 

(4) 行財政改革の推進

次に、行財政改革の推進についてであります。

 

市町村合併の進展などにより、地方公共団体がより効率的な体制で、新たな価値を創造することが求められる時代を迎え、本県においても、これまでの改革の実績を踏まえ、更なる改革を図るため、このたび、「新公共経営の一層の推進」や「簡素で効率的な組織の構築」などを柱に、「生産性の高い行政運営」による「県民満足度の向上」を目指す「静岡県行財政改革大綱実施計画(集中改革プラン)(案)」を取りまとめ、公表いたしました。

 

今後、広く県民の皆様の御意見を伺いながら検討を進め、今年度中に決定したいと考えております。

 

(5) 地方分権の推進

次に、地方分権の推進についてであります。

 

合併新法に基づく市町村合併の推進につきましては、静岡県市町村合併推進審議会から、近日中に答申をいただくこととなっております。

 

県といたしましては、審議会の答申を受け、本年3月末までに合併推進構想を策定してまいります。

 

また、浜松市の政令指定都市移行につきましては、昨年10月に締結した権限移譲等に関する基本協定を踏まえ、移行後の体制整備等に取り組んでおり、今後、国に対して指定の要望をしてまいりたいと考えております。

 

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