ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成19年9月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成19年9月県議会定例会知事提案説明要旨1-(1)
ここから本文です。 |
更新日:平成26年1月22日
平成19年9月県議会定例会知事提案説明要旨【1当面する県政の諸課題】(1)東海地震対策ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べたいと存じます。
はじめに、東海地震対策についてであります。
9月1日、27万人の参加を得て、県内全域において総合防災訓練を実施いたしました。
中央会場となった伊豆市では、政府調査団を迎え、災害時要援護者の避難誘導、滞留観光客の輸送や孤立地域への救援・救助など、伊豆地域の特性を踏まえた、より実践的な訓練を展開いたしました。
県内各地域においても、自衛隊と連携した広域応援部隊の受入訓練や重症患者の広域医療搬送訓練などを実施し、東海地震対策の有効性を検証したところであります。
また、7月16日の新潟県中越沖地震発生の際には、多くの古い木造住宅が倒壊し、死傷者が出るなど、県民の生命、財産を守るためには、建物の耐震化に積極的に取り組む必要があると、改めて強く感じたところであります。
県といたしましては、現在進めている木造住宅の耐震化を支援するプロジェクト「TOUKAI-0」の一層の活用を促すとともに、市や町と一体となって、住宅等の耐震化のための啓発活動にこれまで以上に積極的に取り組んでまいります。
さらに、今回の地震により、柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原子力発電所において、多くのトラブル事象が発生したことから、国及び中部電力に対し、徹底した解析と、それを踏まえた浜岡原子力発電所の耐震対策を要請したところであります。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください |