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更新日:平成20年2月26日
平成20年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【8 「県民くらし満足度日本一」実現のための重点施策の概要及び県政の課題】(2)「地域のくらし満足度日本一」第2は、「地域のくらし満足度日本一」であります。
はじめに、少子化対策の推進についてであります。
本格的な人口減少社会を迎える中、少子化対策は、ますます重要な課題となっており、政府は、昨年末「子どもと家族を応援する日本」重点戦略を決定し、「働き方の改革による仕事と生活の調和の実現」と「子育てを支援する社会的基盤の再構築」を車の両輪と位置付けるなど、我が国の少子化対策は、新しい局面を迎えております。
本県では、子育ての不安や負担感を軽減するため、地域で気軽に親子が集い、相談できる場である地域子育て支援センター等の整備に努めており、その設置率は全国トップクラスとなっております。
平成20年度からは、この子育て支援拠点の機能強化を図る「子育て未来ステーション(仮称)」を、モデル的に設置する市町村に対して助成いたします。出産前の両親も利用でき、登録制度の導入により、子どもの成長に合わせて一貫した相談を行うほか、地域ボランティアを活用した子育て支援を進め、その成果を広く県内に普及してまいります。
また、仕事と子育てが両立できる職場環境の整備を促進するためには、企業等の理解が不可欠であることから、新たに、労使団体やNPO、行政などで組織する委員会を設置し、連携して次世代育成支援対策に取り組んでまいります。
次に、福祉・介護人材確保対策についてであります。
団塊世代の大量退職に伴い、幅広い産業分野で採用意欲が高まっておりますが、福祉・介護サービス分野における慢性的な人材不足につきましては、全国的な問題となっております。
県といたしましては、県社会福祉人材センターがハローワークと連携し、他産業分野から福祉分野への人材の受入れを進めるなど、人材確保に努めてまいります。
また、中小の介護事業所の雇用環境の向上につながるよう、県中小企業団体中央会との協働により、経営の効率化を図る新たな経営モデルの構築を支援するなど、福祉・介護の人材確保に資する対策を実施してまいります。
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