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更新日:平成20年2月26日
平成20年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【8 「県民くらし満足度日本一」実現のための重点施策の概要及び県政の課題】(2)「地域のくらし満足度日本一」次に、障害のある方の自立と社会参加の実現についてであります。
本県の障害者雇用率は、1.60パーセントと、前年に比べて0.03ポイント改善したものの、法定雇用率の1.8パーセントを達成していない状況となっております。
このため、障害のある方の一般就労を更に促進するため、「障害者就業・生活支援センター」等を拠点に地域の連携を一層強化し、ジョブコーチによる就業支援の拡充や、求人開拓員の個別企業訪問のほか、新たに障害者雇用企業見学会を開催するなど、障害のある方の就職や職場定着に対する支援を強化してまいります。
また、授産所等で働く方の工賃水準倍増を目指して、経営コンサルタントの派遣や業務受注開拓員の拡充により、授産製品の品質向上や販売促進を支援してまいります。
さらに、グループホームやケアホームの新規設置を進めるため、利用者の地域生活への適応訓練や地域住民との交流支援に対応する指導員配置に対して助成を行うなど、障害のある方の地域移行促進を図ってまいります。
次に、多文化共生の推進についてであります。
「静岡県多文化共生推進会議」からの提言を受け、外国人労働実態調査や、日本語指導が必要な外国人児童生徒の学習支援事業などに取り組んできたところでありますが、今後、調査結果を踏まえて、教育や就業環境整備等の充実を国に対して働き掛けてまいります。
また、県といたしましても、「多文化共生県民大会」の開催や、ブラジル人国際交流員の増員などにより、各市町村や関係団体との連携強化を図るとともに、定住外国人に対する職業能力開発を推進するなど、外国人と日本人住民が相互に理解し合い、協力の下に安心して快適に暮らす地域社会の実現に努めてまいります。
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