静岡県の文化振興の取組

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「ふじのくに芸術回廊」の実現に向けて

本県は、東西文明を受容し発展したわが国の中央に位置し、東の文化と西の文化が交流する地域であり、豊かで多様な文化資源を有しています。そして、日本文化の象徴である富士山のもとで、豊かで独創的な文化が創り出されてきました。
本県の文化を考えた時、その文化資源の多彩さから、まるで回廊を巡るかのように、新たな感動や刺激に出会える地域であるとも言えます。
そこで、これらの文化資源の価値を改めて認識し、県内外に魅力を伝え、注目されることにより、地域に住む人々が文化資源に誇りを持ち、さらに価値を高めようと努力することで、いつでも、どこでも多彩で魅力的な文化の花が咲き、国内外から憧れられる「ふじのくに芸術回廊」の実現をめざします。

条例及び基本計画等

  • 静岡県文化振興基本条例
    平成18年10月18日に公布、施行しました。この条例は、静岡県の文化振興について、基本理念や県の役割、施策の基本となることなどを定めたものです。これからの文化振興を継続して進めていくための、重要な柱となるものです。
    この条例では、産業、まちづくり、教育、福祉など様々な政策分野との連携した「文化振興基本計画(アクションプラン)」の策定や、文化振興の基本的事項などを調査審議する「文化政策審議会」の設置などを定めています。

第5期静岡県文化振興基本計画

令和4年3月に、令和4(2022)年度から令和7(2025)年度までを計画期間とする「第5期静岡県文化振興基本計画」を策定しました。

  • 静岡県文化政策審議会→概要調書、会議録(静岡県審議会ページ)は下のリンクからご覧ください。
    静岡県の文化振興施策の検討や、施策の目標の達成度、効果などを検証し、評価することを目的に静岡県文化振興基本条例を根拠に設置しました。

文化政策のこれまでの取組

平成16年3月

「静岡県文化政策推進会議」を設置

静岡県における、これからの文化政策のあり方について調査や検討を行うために設置しました。
静岡県文化政策推進会議の委員は推進委員名簿をご覧ください。
会議録は、県審議会ページをご覧ください。

平成17年2月

静岡県文化政策推進会議第1回提言(提言17年2月22日最終版)

提言「静岡県におけるこれからの文化政策のあり方」

  • この提言では、「今求められている静岡県におけるこれからの文化政策」の仕組み(枠組み)について提案がありました。
  • 特に、政策目標の明確化と県の役割の明確化が求められました。

平成18年2月

「静岡県の文化振興に関する基本方針」を策定(基本方針)

  • この基本方針は、文化政策推進会議の提言を受けて、今後10年を見据えた新しい基本方針となるものです。
  • 基本目標は、「「みる」・「つくる」・「ささえる」人を育て、感性豊かな地域社会の形成を目指す。」と定めました。

平成18年3月

静岡県文化政策推進会議第2回提言(第2回提言18年3月23日)

提言「静岡県における新しい文化政策の具体化について」

この提言では、文化振興についての政策推進・実効性担保のための仕組みとして、4つの具体的な提言が盛り込まれました。

  • (ア)条例の制定
  • (イ)文化に関する中間支援組織のあり方
  • (ウ)政策連携のあり方
  • (エ)政策評価システムの構築

平成18年10月

静岡県文化振興基本条例を制定

本県文化振興の基本理念、県の役割及び文化振興施策の基本となる事項を規定しました。

「個性豊かで創意と活力にあふれる地域社会の実現を目指す。」

平成19年7月

静岡県文化政策審議会を設置

平成20年3月

静岡県文化振興基本計画を策定

平成23年3月

第2期ふじのくに文化振興基本計画を策定

基本目標に「ふじのくに芸術回廊の実現」を掲げました。

平成26年3月

第3期ふじのくに文化振興基本計画を策定

平成30年3月

ふじのくに文化振興基本計画(第4期)を策定

令和4年3月

第5期静岡県文化振興基本計画を策定

「文化に関する意識調査」

この調査は、静岡県民の文化に関する感じ方や、文化振興についての意見の傾向を把握するため、3年に1度、
県内18歳以上の男女2,000人を対象に実施しています。

平成30年度「文化に関する意識調査」報告書

今回の調査では、「文化・芸術振興のために、県へ期待すること」として、「子どもや若者が文化・芸術と出会う機会を提供」が、63.6%と第1位でした。また、1年間で文化・芸術の鑑賞機会が「ある」と答えた人は概ね6割台、活動機会が「ある」と答えた人は概ね2割前後で推移しており、今後、鑑賞・活動機会の拡充と情報提供の工夫により一層取り組む必要があります

参考:平成27年度「文化に関する意識調査」

今回の調査では、文化・芸術の鑑賞機会や活動機会について、「ある」と答えた人の割合が増加しました。
また、「地域の誇れる文化資源の有無」について、「ある」と回答した割合は59.1%でした(前回57.0%)。
さらに、新たな質問として、「災害発生後の文化・芸術が果たす役割」について、「ある」と回答した人の割合は82.3%と、高い率を示しました。

参考:平成24年度「文化に関する意識調査」

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このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2252
ファクス番号:054-221-2827
arts@pref.shizuoka.lg.jp