しずおか文化財ナビ 景ケ島渓谷屏風岩の柱状節理

よみ

けいがしまけいこくびょうぶいわのちゅうじょうせつり

指定区分、指定種別

県指定/記念物 ・ 天然記念物

指定日

1991年3月19日

員数

1件

所在地

静岡県裾野市千福下細野721，770-2他

一般公開有無

有

駐車場の有無

有

公開情報

 

所有者情報

国（建設省）

指定内容

【指定資料】　富士山裾野の縁を流れる佐野川が、玄武岩溶岩流である裾野溶岩を600mにわたり浸食してできた景ケ島渓谷の末端の谷壁に、見事な柱状節理が高さ10m、幅70mの範囲で露出している。これは、溶岩の中心部が冷却に伴って収縮し、垂直に割れ目が入ったもので、六角形の柱が何百本も連なって谷壁を形づくっており、溶岩流の断面を間近に観察できる点で学術的に価値が高く、教育的効果も期待できる。富士山火山活動を代表するこの景観は、自然の造形の美しさを示している好例である。佐野川谷壁に、柱状節理が露出しており、溶岩流の断面を間近に観察でき学術的に価値が高い。

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