しずおか文化財ナビ 遠江森町の舞楽 山名神社天王祭舞楽

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ページID1021009  更新日 2023年11月3日

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写真:遠江森町の舞楽 山名神社天王祭舞楽

よみ
とおとうみもりまちの舞楽 やまなじんじゃてんのうまつりぶがく
指定区分、指定種別
国指定/民俗文化財 ・ 無形民俗文化財
指定日
1982年1月14日
員数
 
所在地
静岡県周智郡森町飯田
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
 

文化財の説明

遠江森町の舞楽(小国神社の舞楽、天宮神社十二段舞楽、山名神社天王祭舞楽)は、舞楽が地方に伝播し、民俗化して定着したもので、小国神社、天宮神社の舞楽は奈良春日大社系の舞楽が地方化したものであり、山名神社のそれは舞楽の風流(ふりゅう)化したものの典型であって、これらは舞楽の変遷を知る上で貴重である。それぞれの神社の祭礼に行われる芸能として伝承されている。
山名神社天王祭舞楽では、「八初兒(やつはち)」、「神子舞(みこまい)」、「鶴」、「獅子」、「加陵鬢(かりょうびん)」、「竜(りょう)」、「蟷螂(とうろう)」、「優填獅子(うでんじし)」の八曲を伝えるが、この中には舞い手が鶴、竜、蟷螂、などの作り物を頭にいただく風流(ふりゅう)の要素が強く、舞い手が柱に昇り逆になって上半身を煽ってみせる散楽(さんがく)風の要素もあるなど独特の演技、演出を見せる。
出典:文化庁 国指定文化財等データベースより

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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