飼い主のいない猫への対応

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ページID1025111  更新日 2023年1月13日

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飼い主のいない猫がなぜいるのか

飼い主のいない猫がいるのには様々な理由があります。

  • 飼い主に捨てられてしまった。
  • 不妊去勢手術を受けていない猫がどこかで子猫を生んでしまった。
  • 飼い猫が迷子になった。

不妊去勢手術を施されていないために、外で交尾し、たくさんの子猫を生んでしまいます。その結果、飼いきれなくなった多くの猫が捨てられ、飼い主のいない猫となってしまいます。

そのような不幸な猫をこれ以上増やさないためにも、飼っている猫には不妊去勢をしっかりと施しましょう。

飼い主のいない猫をお世話する方へ

飼い主のいない猫に餌をやることは、動物を思いやる優しい気持ちからの行動だと考えられ、その気持ちは尊重すべきものです。

しかし不妊去勢手術を施すことなく、糞や餌の掃除をせず餌をやることは非常に無責任な行動であり、地域の人々への思いやりを欠いた行動です。

飼い主のいない猫に餌をやる場合は次の3つのことを実施しましょう。

地域のご近所づきあいを心がけましょう。

飼い主のいない猫への餌やりによる糞尿などの被害で迷惑している住民がいるかもしれません。地域の他の住民とコミュニケーションをとり、話し合い、孤立せずグループで行動しましょう。

餌をやっている猫に不妊去勢手術を施しましょう。

猫は繁殖力が非常に高く、3年で1組のつがいが3,000頭に増えます。飼い主のいない猫に餌をやる人は、ご近所の方の協力と理解を得ながら、責任を持って猫に不妊去勢手術を施しましょう。

餌や糞の掃除を行いましょう。

飼い主のいない猫の糞のパトロールや、トイレを設置することで糞尿の被害を最小限に抑えましょう。また、ご近所の方と話し合い、餌やりの場所や、時間を決め、残った餌は責任を持って掃除を行いましょう。

市町の制度を利用しましょう

県内の多くの市町が、飼い主のいない猫の繁殖制限を補助する制度を設置しています。地域の猫を不妊、去勢をする場合、その費用に助成金や補助金を支給している市町もあります。このような制度を積極的に利用していきましょう。

詳しくは、お住まいの市町にお問い合わせください。

猫の糞や尿でお困りの方へ

猫は犬のような法的な放し飼いの制限がないため、行政による捕獲や駆除を行っていません。だからといって、愛護動物ある猫を虐待したり、みだりに傷つけたりすれば、動物愛護管理法で罰せられます。

また、餌やりをする人をむやみに非難しても感情のぶつかり合いになってしまい、根本的な解決へは向かいません。飼い主のいない猫の問題はひとりで悩み、解決しようとするのでなく、地域全体で考え、話し合い、解決していきましょう。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局衛生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2347
ファクス番号:054-221-2342
eisei@pref.shizuoka.lg.jp