「アレルギーに関する実態と意識調査」の結果について

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ページID1024221  更新日 2023年1月11日

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現代の子どもたちは様々なアレルギー様症状を抱えているといわれています。そこで、県内に在住する幼児を対象に、アレルギー疾患でよく観察される皮膚、呼吸器及び目鼻の症状の有無や日常生活への影響、対応方法など、その実態と意識を把握して、アレルギー疾患対策の推進方策を検討するための基礎資料とすることを目的に、「アレルギーに関する実態と意識調査」を実施しました。

調査にあたり、多くの県民の皆様に御協力いただき、ありがとうございました。

主な調査結果

  • アレルギー様症状は、「皮膚が赤くただれたり、かさかさしたり、かゆみが強いなどの皮膚症状」が36.8%で最も多く、次いで「息をするとヒューヒュー・ゼーゼーなどの音がしたり、呼吸が苦しくなったり、ひどくせきこんだりするなどの症状」が16.3%、「目がひどくかゆくなり充血したり、くしゃみや鼻水が止まらなくなったり、ひどく鼻がつまるなどの症状」が15.1%
  • 皮膚と呼吸器と眼・鼻の各症状のいずれかのアレルギー様症状があった者は全体の49.5%
  • 食物アレルギーの症状が出たことのある幼児は全体の15.7%で、そのうち、原因と思われる食物は、「卵」が59.7%
  • アレルギー性の病気や予防のために実践していることは、「こまめに掃除をしている」が39.7%、「休養や睡眠を十分にとっている」が37.9%
  • アレルギーに関する情報入手は、「医療機関(病院・診療所)」が52.0%、「テレビ・ラジオ・新聞(チラシを含む)・雑誌」が48.4%、「友人・知人」が45.0%
  • アレルギー対策の県への要望は、「アレルギー専門の医療機関に関する情報を提供してほしい」が37.7%と最も多く、「アレルギーに関する正しい情報をいつでも見られるよう県のホームページに掲載してほしい」が29.6%、「スキンケア(皮膚の手入れ)について情報を提供してほしい」が27.6%

(注)専門医やアレルギーに関する情報については関連リンク先のホームページを御覧ください。

調査の概要

調査対象

県内に在住する満1歳から小学校就学前までの幼児5,000人(平成15年4月2日~平成20年12月31日生まれ)

調査時期

平成22年1月

調査方法

住民基本台帳により無作為抽出し、郵送による配布・回収

調査項目

次の5項目について15問を設定

  • 皮膚、呼吸器、目鼻の症状について
  • 食物アレルギーについて
  • アレルギー性の病気やその予防のため、日ごろから実行していること
  • アレルギーに関する情報源今後のアレルギー対策への要望
  • 有効回収数2,760人(55.2%)

「アレルギーに関する実態と意識調査報告書」

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部医療局疾病対策課がん対策班
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3773
ファクス番号:054-251-7188
shippei@pref.shizuoka.lg.jp