ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~

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ページID1024283  更新日 2026年10月2日

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1.子宮頸がんとは

子宮頸がんとは、女性のがんの中でも比較的若い世代に発症しやすいがんです。日本では年間約1万1千人が子宮頸がんにかかり、約2千9百人の方が亡くなっています。「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の感染が原因と考えられており、性的接触のある女性の方は半数以上が感染すると言われています。

子宮頸がんで苦しまないために、できる予防方法は2つあります。

  1. 発症を予防するため、HPVワクチンを接種すること
  2. 子宮頸がんを早期発見、早期治療につなげるため、子宮頸がん検診を受診すること

子宮頸がんは予防できるがんです。子宮頸がんとHPVワクチンについてよく知っていただき、ワクチン接種等を御検討ください。

2.HPVワクチン

子宮頸がんの一次予防(発症予防)は、HPVワクチンを接種することです。

HPVワクチンは、予防接種法の定期接種として、対象者は無料で接種することができます。対象者は次のとおりです。

定期接種対象者

定期接種

小学校6年から高校1年に相当する年齢の女子

対象者には、住民票のある市町から接種の案内等が郵送されます。詳しくは、「5.各市町HPVワクチン担当課」に御確認ください。

【HPVワクチン接種対象及び御家族の皆さんへ】

再生時間:1分13秒

【静岡県小児科医会 静岡県産婦人科医会 令和6年5月作成動画】

この動画は広島市の子宮頸がん予防ワクチン啓発動画を参考として、静岡県小児科医会予防接種協議会が子宮頸がん予防ワクチ
ン啓発動画を作成したものです。

広島市の子宮頸がん予防ワクチン啓発動画のURL:https://www.youtube.com/watch?v=oWbbIMJBggs

今、あなたができるがん予防

2-1.ワクチン接種の効果

HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
現在、日本国内で使用できるワクチンは、9価ワクチン(シルガード9)です。

(※)シルガード9についての詳細は、「9価HPVワクチン(シルガード9)について」をご覧ください。

シルガード9は、HPV16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

2-2.実施医療機関について

HPVワクチンを接種できる県内の医療機関は、「5.各市町HPVワクチン担当課」を御確認いただくか、各市町にお問い合わせください。

なお、「定期予防接種の市町間相互乗入れ制度」により、お住まいの市町以外の協力医療機関でもHPVワクチン接種することができる場合がありますので、各市町にお問い合わせください。

(※)各市町の最新情報を確認してから接種してください。

2-3.接種時の注意点

担当の医師から、予防接種の必要性、リスク、効果について十分な説明を受け、接種するかどうかは本人と保護者が話し合い、よく理解した上で接種を受けてください。

また、次のいずれかに該当する方は、特に、健康状態や体質などを担当の医師にしっかり伝えてください。

●血小板が減少している、出血した際に止まりにくいなどの症状のある方
●心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
●予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方
●過去にけいれんの既往のある方
●妊娠または妊娠している可能性のある方
●ワクチンを接種した後や、けがの後等に原因不明の痛みが続いたことがある方
また、接種部位には主に、腕の肩に近い外側の部分(三角筋)が選ばれるので、接種当日はこの部分を露出しやすい服装にしてください。

2-4.接種後の注意点

針を刺した直後から、強い痛みやしびれが生じた場合は、担当の医師にすぐに伝えて、針を抜いてもらうなどの対応をしてもらってください。また、その後の対応についても相談してください。

予防接種直後に、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神が現れることがあります。失神し、倒れて怪我をする例も報告されているため、接種後の移動の際には、保護者の方が腕を持つなどして付き添うようにし、接種後30分ほどは体重を預けられるような場所で、なるべく立ち上がることを避けて、待機して様子を見るようにしてください。

その他、予防接種一般に言えますが、予防接種当日は激しい運動は避け、接種部位を清潔に保ち、また、接種後の体調管理をしっかり行ってください。接種部位の異常や体調の変化、さらに高熱、けいれん、長期間持続する激しい痛みなどの異常な症状を呈した場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

また、接種後に気になる症状が現れたときは、以降の接種を中止、延期することが可能です。気になる症状があれば、担当の医師に相談してください。

2-5.副反応について

HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。

頻度は不明ですが、重い副反応(アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、 免疫性血小板減少症)が起こることがあります。

また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった多様な症状が報告されています。 ワクチンが原因となったものかどうかわからないものを含めて、 接種後に重篤な症状として報告があったのは、ワクチンを受けた1万人あたり約2人です。重篤な症状には、入院相当以上の症状などが含まれていますが、報告した医師や企業の判断によるため、必ずしも重篤でないものも重篤として報告されることがあります。

接種する年齢によって、合計2回または3回接種しますが、接種した際に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることができます。 接種後に気になる症状が出たときは、まずは医師や保護者に相談してください。

また、県では相談を受け付けていますので、「2-6.相談窓口について」にある連絡先まで相談してください。

 

HPVワクチンのリスク

HPVワクチンの副反応疑い報告

HPVワクチンの副反応疑い報告については、医療機関と製造販売業者からの報告数が、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会で公表されています。

なお、この副反応疑い報告については、HPVワクチンとの因果関係が不明なものを含め、製造販売業者又は医療機関から報告されたものであり、個別にHPVワクチンとの関連性を評価したものではありません。

上記会議の最新資料のリンクを以下に示します。
以前の会議の資料は、厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)のホームページの会議各回の「>資料」のリンク先にある、資料2-7~2-10あたりを御覧ください。

第112回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和8年度第4回薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(資料)

2-6.相談窓口について

接種医・かかりつけ医

HPVワクチンの接種後に気になる症状が生じた場合は、まずは、接種を行った医師又はかかりつけの医師に御相談ください。

HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関

また、静岡県では、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療について、「協力医療機関」を中心とした診療体制の整備を図っています。協力医療機関への受診についても、接種を行った医師又はかかりつけの医師に御相談ください。なお、HPVワクチン定期接種の積極的な勧奨の再開に伴い、県内の協力医療機関の体制を強化するため、令和4年11月17日、新たに協力医療機関を追加し、県内の協力医療機関は3病院になりました。

静岡県の相談窓口

さらに、静岡県では、平成27年11月16日よりHPVワクチンの予防接種後の副反応と思われる症状が生じた方からの、相談を受け付ける窓口を健康福祉部及び県教育委員会事務局に設置しました。
健康福祉部に設置する窓口は、相談の内容に関わらず一元的に相談を受け付ける「総合相談窓口」となります。
一方、県教育委員会事務局に設置する相談窓口は学校生活に関する相談を受け付けます。

  1. 目的
    HPVワクチンの予防接種後の副反応と思われる症状が生じた方からの、医療、生活、教育等多岐にわたる相談を一元的に受付、個別の状況に応じて、適切な窓口に繋ぐこと。
  2. 概要
    相談受付時間
    月曜日から金曜日(祝休日及び年末年始を除く)
    午前8時30分から午後5時15分まで
電話番号

部局名

担当課

電話番号

健康福祉部 感染症対策局感染症対策課感染症対策班

055-928-7273

県教育委員会事務局 健康体育課

054-221-3176

【厚生労働省の相談窓口】
電話番号:03-5276-9337
受付日時:月曜日~金曜日午前9時~午後9時(ただし、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く。)

  • ※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。
  • ※本相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者により運営されています。

3.子宮頸がん検診

子宮頸がんの二次予防(重症化予防)は、がんと前がん病変を発見することができる子宮頸がん検診を受診することです。

2年に1回、定期的に子宮頸がん検診を必ず受診しましょう。

がん検診の有効性や市町が実施するがん検診の概要などについては、静岡県疾病対策課のホームページ「がん検診について」を御確認ください。

4.参考情報

厚生労働省のホームページでもHPVワクチンについて詳しく説明していますので、御確認ください。

また、厚生労働省が作成したリーフレットや動画もありますので、ぜひお子様と保護者の方と一緒に御覧ください。医療従事者向けリーフレットもあります。

表紙の写真:小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者の方へ(概要版)

表紙の写真:小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者の方へ(詳細版)

5.各市町HPVワクチン担当課

1 静岡市

担当課

感染症対策課

電話番号

054-249-3173

2 浜松市

担当課

健康福祉部健康増進課

電話番号

053-453-6119

3 沼津市

担当課

健康づくり課

電話番号

055-951-3480

4 熱海市

担当課

健康づくり課健康づくり室

電話番号

0557-86-6296

5 三島市

担当課

健康づくり課

電話番号

055-973-3700

6 富士宮市

担当課

健康増進課

電話番号

0544-22-2727

7 伊東市

担当課

健康推進課

電話番号

0557-32-1584

8 島田市

担当課

健康づくり課

電話番号

0547-34-3285

9 富士市

担当課

健康政策課

電話番号

0545-64-9023

10 磐田市

担当課

こども若者家庭センター

電話番号

0538-37-2012

11 焼津市

担当課

健康づくり課

電話番号

054-627-4111

12 掛川市

担当課

健康づくり推進課

電話番号

0537-23-8111

13 藤枝市

担当課

感染症対策課

電話番号

054-645-1112

14 御殿場市

担当課

健康推進課

電話番号

0550-82-1111

15 袋井市

担当課

保健予防課

電話番号

0538-42-7410

16 下田市

担当課

市民保健課

電話番号

0558-22-2217

17 裾野市

担当課

健康推進課

電話番号

055-992-5711

18 湖西市

担当課

こども未来課

電話番号

053-576-4794

19 伊豆市

担当課

子育て支援課

電話番号

0558-72-9850

20 御前崎市

担当課

健康づくり課

電話番号

0537-85-1123

21 菊川市

担当課

子育て応援課

電話番号

0537-37-1136

22 伊豆の国市

担当課

健康づくり課

電話番号

055-949-6820

23 牧之原市

担当課

健康推進課

電話番号

0548-23-0027

24 東伊豆町

担当課

健康づくり課

電話番号

0557-22-2300

25 河津町

担当課

健康増進課

電話番号

0558-34-1937

26 南伊豆町

担当課

健康増進課

電話番号

0558-62-6255

27 松崎町

担当課

健康福祉課

電話番号

0558-42-3966

28 西伊豆町

担当課

健康福祉課

電話番号

0558-52-1116

29 函南町

担当課

健康づくり課

電話番号

055-978-7100

30 清水町

担当課

健幸づくり課

電話番号

055-971-5151

31 長泉町

担当課

健康増進課

電話番号

055-986-8760

32 小山町

担当課

健康増進課

電話番号

0550-76-6668

33 吉田町

担当課

健康づくり課

電話番号

0548-32-7000

34 川根本町

担当課

健康福祉課健康づくり室

電話番号

0547-56-2224

35 森町

担当課

健康こども課

電話番号

0538-85-6330

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部医療局感染症対策課
〒411-0801 静岡県三島市谷田2276
電話番号:055-928-7220
ファクス番号:055-928-7100