中部地域局長挨拶

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ページID1035155  更新日 2023年4月3日

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写真:鈴木史朗中部地域局長

静岡県中部地域局のホームページにようこそ。局長の鈴木史朗です。

 中部地域局の担当エリアは、静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町の5市2町。面積は2,621km2(県土の33.7%)で、約114万人の方々が生活しています。

 この地域は、雄大な南アルプスを水源とする大井川・安倍川が育む豊かな自然環境に恵まれ、県都を有する地域として、産業、経済、文化、政治の要衝として発展してきました。温暖な気候と長い日照時間を生かした日本有数のお茶の生産地で、かつお・まぐろの漁獲量も全国トップクラス。それらを利用した食品関連産業も集積しています。

 また、近年、富士山静岡空港、清水港、高規格幹線道路等による「空、海、陸」の交通ネットワークが充実し、世界と日本国内をつなぐ玄関口として、今後、ますます成長していくことが期待されています。

こうした中、中部地域局では、地域の事情に精通した職員が、現場に近いという職場環境とフットワークの良さを生かして、市町や関係機関、そして地域の方々と一緒に、地域の発展に向けた様々な行政課題に対応しています。今、流行の言葉にすると「中部地域の課題解決プラットフォーム」というところでしょうか。

また、地域が発展するためには、皆さんが安心して暮らせる安全な地域とすることが不可欠です。危機管理は地域局業務の一丁目一番地。そのため、日頃から災害に備えた体制の整備、防災訓練、防災意識啓発等の業務に取り組んでいます。そして、いざ災害が発生した時には、対策本部(中部方面本部)を設置し、被災状況の把握や被災市町の災害対応を支援するなど災害応急対策に当たります。

 昨年9月に本県を襲った台風15号など気候変動に伴う災害の激甚化、国際情勢の不安定化が引き起こしている食料・エネルギー危機、そして長期化するコロナ禍など、私たちは、時代の転換期と言われるほど大きな課題に直面しています。

 特にコロナ禍では結婚や妊娠する方が減り、2022年の国内の出生数は初めて80万人を割りました。これは、国立社会保障・人口問題研究所の予想を大きく前倒ししたこととなり、人口減少に歯止めがかかるどころか、拍車がかかっているような状況です。

 一方、コロナ禍を契機に加速したDXの急速な展開や、地球規模の環境危機を背景とした脱炭素・循環型経済への取組の大きな流れは、私たちの働き方、人・モノの流れなどを大きく変化させつつあります。

 このように、過去に誰も経験したことがない状況の中、これまでの施策では対応しきれない地域の課題もたくさんあります。県も市町も模索しながら対応していますが、地域の皆様と一緒に知恵を絞り、新たな発想で様々なチャレンジをしていくことも大切だと考えています。

 中部地域局は、この地域における県の総合窓口としての役割も担っています。提言したいこと、困っていることなどがございましたら、どうぞお気軽に皆様の声をお聞かせください。

令和5年4月

静岡県中部地域局長 鈴木史朗

このページに関するお問い合わせ

中部地域局地域課
〒426-0075 藤枝市瀬戸新屋362-1 藤枝総合庁舎2階
電話番号:054-644-9102
ファクス番号:054-645-1152
chubu-chiiki@pref.shizuoka.lg.jp