校務の分類・整理と見直し ~働き方改革を一歩前に~(沼津市立第四中学校)

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ページID1072910  更新日 2025年6月16日

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シリーズ 小中学校における働き方改革最前線

校務の分類・整理と見直し ~働き方改革を一歩前に~

沼津市立第四中学校

1 取り組みの概要

校務DX化による情報共有

 第四中学校では、教育課程や日課を見直すことで、放課後の時間にゆとりを持たせ、教師が生徒と向き合う時間、授業準備の時間、部活動等生徒が活動できる時間を確保しています。また、実情に合わせて可能なかぎり業務を削減・効率化することで、職員の負担を軽減しています。

2 具体的な取組 ~その1~

日課表

 〇日課表の見直し勤務時間の適正化

 ・登校時間 7時45分から8時 ⇒ 8時から8時10分

 ・朝の会 10分間 ⇒ 5分間(5分削減)

 ・下校時間 16時25分 ⇒ 16時(通年)

 生徒の活動は1年を通して、16時までに終了する。

 ※教育活動は、すべて勤務時間内に!

 

具体的な取組 ~その2~

活動の挿絵

〇予備時数を見直し週27時間を実現

 月・・・6時間日課 清掃・会議・打ち合せ 火・・・5時間日課 部活動・生徒会活動

 水・・・5時間日課 部活動・生徒会活動 木・・・6時間日課 清掃・会議・打ち合せ

 金・・・5時間日課 部活動・生徒会活動 ※放課後の生徒の活動を十分に確保

具体的な取組 ~その3~

会議の挿絵

〇始業式以降、職員会議を年間2回へ削減

年間5回あった職員会議を年間2回に削減 (1)2学期(8月) (2)3学期(1月)

職員会議を1回削減すると、それに付随する指導部会、学年部会、文書作成時間も削減される

※会議が減ると放課後にゆとりが生まれる!

3 取組の成果

職員1人あたりの時間外勤務(前年比)は、年間約70時間、月約7時間の削減に成功しました!

〇令和6年度学校評価【生徒】(令和4年度後期)

・生徒が自ら考えたり、関わり合ったりする授業 93.1%(88.2%)

・授業がわかる 91.0%(64.9%)

・友達と対話することにより考えを深める授業 88.9%(79.6%)

・ICTを日常的に活用するような授業づくり 91.5%(78.0%)

・いじめなどがない楽しい集団づくり 86.8%(68.8%)

・困りごとや悩みなどの相談に乗っている 82.6%(69.4%)

・信頼できる教職員がいる 86.3%(71.5%)

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会義務教育課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3105
ファクス番号:054-221-3558
kyoui_gimu@pref.shizuoka.lg.jp