静岡県教育委員会

“ふじのくに”の未来を担う「有徳の人」づくり

学校見学、入学する学校が決まるまでの手順

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ページID1031916  更新日 2023年1月13日

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学校見学、教育相談、体験入学

県内の特別支援学校では、保護者、本人、教師、保育士等が発達、障害、就学、教育、そして特別支援学校等に対する理解を深められるように、学校見学、教育相談を実施しています。
また、就学に際して特別支援教育への理解を深め、不安を解消できるよう親子体験授業、ふれあい給食、スクールバス体験乗車等ができる「親子体験入学」も計画しています。

詳細については、各学校に直接お問い合わせ下さい。

入学する学校が決まるまでの手順

イラスト:ランドセル

1.就学相談
就学について、市町教育委員会が相談に応じます。市町教育委員会や県教育委員会では、子どもの障害の状態や社会への適応状況等について把握をします。
2.就学支援委員会による協議
就学の適正を期するために、市町教育委員会や県教育委員会において専門家による協議をします。特別支援学校への就学が予想される場合、障害の程度が該当する学校の就学基準に該当するか判断します。
3.保護者との話し合い
協議の結果を参考にしながら、子どもにとってより適切な就学の場はどこか、市町教育委員会と保護者との間で話し合いをし、就学先を決定します。
4.就学先の決定
1月末までに入学通知書を保護者にあてに送付します。市町立の学校へ就学する場合は市町教育委員会から、県立の学校へ就学する場合は、県教育委員会から市町教育委員会を通じて送付します。

その他

障害のある子どものための教育相談体系化推進事業

平成13年1月に「21世紀の特殊教育の在り方(最終報告)」が出され、その中で教育、福祉、医療、労働等が一体となって乳幼児期から学校卒業まで障害のある子ども及びその保護者に対する相談及び支援を行う体制を整備することの重要性が提言されています。
本県では、文部科学省の委嘱を受けて、平成13年度よりモデル地域を指定し、研究・推進してきました。

各モデル地域では、福祉等との連携を深め、福祉と教育が公に会議を持ちながら情報の共有化を図ったり、教育相談・就学相談のために専門家チームや支援チームを組織し相談に当たるなど、地域の実情に応じた体系化が推進されています。

福祉の領域では、総合巡回相談や乳幼児発達相談指導事業等の相談事業に加え、障害児者地域療育支援センター事業として各福祉圏域にコーディネーターを配置し地域の相談の調整・支援に携わっています。

特別支援学校においても、地域のセンター的な役割を担っており、教育相談や就学相談、進路相談、体験入学等を行っています。

学習障害児に対する指導体制充実事業

通常の学級に在籍する学習障害児等、特別な教育的支援を必要とする児童生徒に対して、積極的な対応が求められています。

そこで、文部科学省は、各都道府県に委嘱し学習障害児に対する実態把握及び学習障害の判断、支援体制の整備、効果的な指導を行うための方策について実践研究を進めてきました。

静岡県では、焼津市立豊田小学校及び同市立豊田中学校を研究協力校として指定し平成13・14年度の2年間の研究に取り組んできました。調査研究運営会議、専門家チーム会議、校内委員会を設置し、学習障害の判断・実態把握体制を整えるとともに、巡回相談員による協力校への巡回相談事業を行ってきました。

平成15年度からは、特別支援教育推進体制モデル事業が新規に始まり、学習障害(LD)のある児童生徒に加え、注意欠陥/多動性障害(ADHD)や高機能自閉症のある児童生徒を含めた、総合的な支援体制の充実を図るためのモデル事業を実施しました。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会特別支援教育課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2942
ファクス番号:054-221-3558
kyoui_tokushi@pref.shizuoka.lg.jp