基本方針

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1029144  更新日 2023年1月11日

印刷大きな文字で印刷

イラスト:公共建築モデル

静岡県では、「富国有徳の美しい“ふじのくに”の人づくり・富づくり」という新ビジョンを掲げ、「県民幸福度」の最大化を目標とした「生まれてよし老いてよし」、「生んでよし育ててよし」、「学んでよし働いてよし」、「住んでよし訪れてよし」の実現を目指しています。

このうち県有建築物の整備にあたっては、社会基盤を支える県民共有の資産として、防災・福祉・環境等への配慮はもちろんのこと、うるおいや文化の創造をはじめとする地域の良好な環境形成への寄与等に配慮した施設づくりを目指しています。

建築管理局の業務の方向性

1 県民に長く愛される県有建築物をつくる
県民のニーズを把握し、利用者の立場に立って、静岡県の特色を活かした「県民の誇り」となる施設を実現する。
2 人にも地球にもやさしい県有建築物をつくる
すべての利用者の安全・安心を実現するため、ユニバーサルデザイン、防災・減災対策等を取り入れ、環境・省エネルギー対策等を進めることで地球環境保全に取り組む。
3 施設のトータルマネジメントを目指す
運営・維持管理面も含めて県有建築物のトータルマネジメントを目指し、コストの最適化と最大限の効果を発現する。

設計理念(設計にあたっての基本方針)

敷地

1 災害の防止・環境の保全
地形、地質、気象等の自然状況による災害の防止を図りつつ、かつ、環境の保全に配慮する。
2 良好な市街地環境などの形成
都市計画その他法律に基づく土地利用との整合性を図り、良好な市街地環境等の形成に配慮する。
3 敷地の有効利用、施設の適正配置
施設の将来需要、敷地の有効利用、周辺環境への影響に配慮し、建築物・駐車場・緑地等の施設を適切に配置する。

施設

4 地域性
地域の歴史、文化及び風土に配慮し、周辺の自然環境及び都市環境と調和したものとする。
5 防災機能の確保
地震等の災害時に求められる機能に応じて建築構造部材、非構造部材、設備機器等の総合的な安全性を確保したものとする。
6 高齢者、身体障害者等への対応
高齢者、身体障害者等の円滑な利用に配慮したものとする。
7 環境の保全への配慮
材料、機器等及び工法は、環境の保全に配慮したものとする。
8 エネルギーの効率的利用
エネルギーの効率的利用及び熱の損失の防止と自然エネルギーの活用を考慮したものとする。
9 県産材の利用促進
地産地消による環境負荷の低減及び人にやさしい施設づくりの観点から、構造材及び内装材への積極的活用を図るものとする。
10 資材の有効活用
材料及び機器等は、資源のリサイクル等有効利用を考慮したものとする。
11 快適性、利便性の確保
快適な室内環境及び外部環境が得られ、使いやすいものとする。
12 高度情報化への対応
設置目的に応じて高度情報化に対応できるものとし、かつ、安全性、信頼性を確保したものとする。
13 メンテナビリティー及びフレキシビリティーの確保
維持・管理が容易に行うことができ、かつ、耐用期間中の需要等の変化に対応できるよう配慮したものとする。
14 良好な品質の確保
材料及び機器等を信頼性のあるものとするとともに、安全性、経済性等を考慮して良好な品質を確保したものとする。
15 長期的経済性(コスト縮減)への対応
材料及び機器等は、品質、性能、耐久性等を総合的に勘案し、ライフサイクルを通じて全体の費用の軽減が図られるように配慮したものとする。

このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建築管理局建築企画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3374
ファクス番号:054-221-2386
kenchikukikaku@pref.shizuoka.lg.jp