ハード対策 砂防事業3

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ページID1029563  更新日 2023年2月8日

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文化財登録された砂防設備

木和田川砂防堰堤群

明治43年の豪雨による山腹崩壊を契機に、県が建設した石造空積砂防堰堤群であり、下流から上流に向かって一号、二号の順に八号堰堤まで配置されている。立面形状から「兜堰堤」と呼ばれており、最大規模は四号堰堤の堤長25mである。明治期の構造形式を踏襲しつつ、台形越流部という近代的技術が加味されている。現在は周囲の緑が回復し、石造構造物も一体となって、渓谷の自然景観とよく馴染んでいる。平成14年6月に登録有形文化財に登録された。

写真:一号堰堤
一号堰堤
写真:二号堰堤
二号堰堤
平成15年7月の豪雨により流出
平成16年に復旧
写真:三号堰堤
三号堰堤
写真:四号堰堤
四号堰堤
写真:五号堰堤
五号堰堤
写真:六号堰堤
六号堰堤
写真:七号堰堤
七号堰堤
写真:八号堰堤
八号堰堤

木和田川砂防流路工

明治43年の豪雨を契機に築かれた砂防流路工で、延長は一号70m、二号15mであり、ともに台形断面の石積構造物である。木和田川砂防一号堰堤~八号堰堤とともに、下流の平野部を保全している。一号流路工、二号流路工は、ともに最上流部の八号堰堤の上流に位置し、周辺の景観に馴染んでいる。平成14年8月に登録有形文化財として登録された。

写真:流路工1
一号流路工
写真:流路工2
二号流路工

このページに関するお問い合わせ

交通基盤部河川砂防局砂防課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3044
ファクス番号:054-221-3564
sabo@pref.shizuoka.lg.jp