あなたの街でも実際に防犯パトロール隊を結成し活動してみましょう

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ページID2000455  更新日 2023年6月21日

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はじめに

日本は、これまで「水と安全はタダ」と言われてきました。

しかし、日本の治安は、ひったくり、路上強盗などの街頭犯罪、空き巣などの侵入犯罪、子どもが被害者となる凶悪犯罪など、私たちの暮らしを脅かす犯罪が発生し、危険水域にあると言われています。

自分たちの力で犯罪の発生に歯止めをかけようと、防犯団体、地域の皆さんが一体となって、県内の各地域で防犯パトロールなどの自主的な防犯活動を行う取り組みが広がりつつあり、犯罪防止に大きな効果が期待されています。

皆さんの力によって、地域における犯罪防止機能を取り戻し、安全で安心して暮らせる住みよい地域社会を築いていきましょう。

メンバーの募集

活動の主体は自治会、PTA、防犯協会、地域安全推進員などさまざまですが、高校生、武道家、愛犬家が中心となって結成された団体もあります。趣味の仲間やお友だち同士、「地域の安全のために何かしたい」と思っている方を誘ってみましょう。

リーダーの決定

有志の方が集まったら、パトロールを効果的に行うために、リーダーやサブリーダーを決めましょう。活動を長続きさせるためにはリーダー的立場の人物が不可欠です。リーダーには、実践的な活動ができる人、地域での活動に理解がある人、地域に働きかけのできる人、比較的時間に余裕のある人が望ましいです。

活動手段・活動方法の決定

リーダーを中心に、どのような方法でパトロールするか話し合いましょう。時間帯や方法、目的を決めましょう。不審者の発見と通報、児童の安全見守り活動、危険箇所の把握など、活動は様々です。他にも、各地域で問題になっていること(空き巣、車上ねらい、器物損壊(壁の落書き・看板の破損など)被害)を解決するための活動を進めてください。地域の治安について、普段住民の方が感じていることを聞き出し、活動に役立てることもひとつの方法です。規約や要項については、活動目的について意思統一を図ることができたり、活動費や参加者の管理がしやすいというメリットがあるので、策定することをおすすめします。

パトロールの準備

防犯パトロール活動には、統一したジャンパーやベスト、腕章(パトロール活動中であることが分かるもの)、たすき、夜間であれば懐中電灯、夜行チョッキが必要です。周囲の人から「パトロール中」ということが認識されるため、またケガをしないためにも着用しましょう。必要に応じて、啓発物品(防犯チラシ、ステッカーなど)を作成し、活用してください。

警察や関係機関・団体との連携

住民だけで、安全安心のまちづくりをしようとしてもうまくいきません。住民、自治会、市・町、警察などが、それぞれの役割を果たし、連携することが必要です。地域を管轄する警察署、交番・駐在所で犯罪情報の提供と防犯パトロールの重点地域、実施時間帯のアドバイスを受けたり、自治体への補助金申請など、連帯を密にして活動しやすい環境を整えましょう。

パトロールの開始

地域のみなさんへ協力を求めるためにも、具体的にどのようなパトロールをするのか回覧板などを利用して、広く知らせましょう。また、管轄の交番・駐在所へもお知らせください。

自主防犯活動の目的は、

  • 犯罪・事故・災害の未然防止
  • 地域住民の安全・安心に対する意識の向上
  • 地域住民の協働活動による地域連帯感の強化
  • 地域コミュニティによる犯罪抑止機能の向上

などがあげられます。

地域に対する愛着と、活動に対する誇りを持って、無理せず楽しく活動を続けてください。

パトロール隊を結成したけれど、その先はどうすればいいのだろう?と悩んだときはこちら

このページに関するお問い合わせ

警察本部生活安全部生活安全企画課
〒420-8610 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
電話番号:054-271-0110(代表)