犯罪概要

県内における犯罪発生状況の概要

令和6年1月～3月における犯罪概要（暫定値）

1　全刑法犯（交通関係業過を除く。）

• 認知件数は3,642件で、前年同期に比べ84件減少しました。罪種別で見ると、増加したものは粗暴犯422件（+1件）、風俗犯88件（+38件）、その他495件（+4件）で、減少したものは凶悪犯27件（-19件）、窃盗犯2,225件（-107件）、知能犯205件（-1件）です。また、全刑法犯認知件数の64.3％を窃盗犯が占めています。
• 検挙件数は1,656件で、前年同期に比べ39件増加しました。罪種別でみると、増加したものは粗暴犯382件（+17件）、知能犯107件(+35件)、風俗犯66件（+26件）で、減少したものは凶悪犯18件（-10件）、窃盗犯910件（-29件）で、その他173件（±0件）が前年と同数です。また、全刑法犯検挙件数の55.0％を窃盗犯が占めています。
• 検挙率は47.8％で、前年同期に比べ2.2ポイント上昇しました。

注：(　)内は前年同期比

 

2　重要犯罪（殺人、強盗、放火、不同意性交等、略取誘拐・人身売買及び不同意わいせつ）

• 認知件数は66件で、前年同期に比べ12件減少しました。罪種別でみると、増加したものは不同意わいせつ37件（+9件）で、減少したものは殺人7件（-4件）、強盗10件（-2件）、放火1件（-12件）、不同意性交等9件（-1件）、略取誘拐・人身売買2件（-2件）です。
• 検挙件数は48件で、前年同期に比べ3件減少しました。罪種別でみると、増加したものは不同意性交等7件（+3件）、略取誘拐・人身売買3件（+1件）、不同意わいせつ27件（+6件）で、減少したものは殺人5件（-4件）、強盗6件（-1件）、放火0件（-8件）です。
• 検挙率は72.7％で、前年同期に比べ7.3ポイント上昇しました。

　注：（　）内は前年同期比

3　窃盗犯

• 認知件数は2,225件で、前年同期に比べ107件減少しました。罪種別でみると、侵入窃盗304件（+89件）、乗り物盗512件（-56件）、非侵入窃盗1,409件（-140件）です。増加した主な手口は侵入窃盗その他114件（+71件）、非侵入窃盗その他403件（+40件）で、減少した主な手口は車上ねらい115件（-97件）、自転車盗478件（-42件）です。
• 検挙件数は910件で、前年同期に比べ29件減少しました。罪種別でみると、侵入窃盗110件（+49件）、乗り物盗49件（-25件）、非侵入窃盗751件（-53件）です。増加した主な手口は出店荒し41件（+38件）、車上ねらい67件（+35件）で、減少した主な手口は自動販売機ねらい0件（-60件）、万引き449件（-29件）です。
• 検挙率は40.9％で、前年同期に比べて0.6ポイント上昇しました。

注：（　）内は前年同期比

4　重要窃盗犯（侵入窃盗、自動車盗、ひったくり及びすり）

• 認知件数は323件で、前年同期に比べ91件増加しました。罪種別でみると、侵入窃盗304件（+89件）、自動車盗7件（-8件）、ひったくり6件（+5件）、すり6件（+5件）です。侵入窃盗のうち、増加した主な手口は侵入窃盗その他114件（+71件）、忍込み48件（+30件）で、減少した主な手口は倉庫荒し12件（-11件）です。
• 検挙件数は124件で、前年同期に比べ58件増加しました。罪種別でみると、侵入窃盗110件（+49件）、自動車盗8件（+4件）、ひったくり4件（+3件）、すり2件（+2件）です。侵入窃盗のうち、増加した主な手口は出店荒し41件（+38件）、病院荒し11件（+11件）で、減少した主な手口は侵入窃盗その他9件（-18件）、空き巣10件（-5件）です。
• 検挙率は38.4％で、前年同期に比べ10.0ポイント上昇しました。

　注：（　）内は前年同期比

• 犯罪概要（令和5年確定値） （PDF 79.2KB）