少年非行概況

令和5年中の少年非行の状況

1検挙・補導人員に占める少年の割合

県内の検挙・補導人員のうち、少年は10.6％を占めています。
検挙・補導した少年を学職別に見ると、中学生・高校生が全体の約6割を占めています。

※　少年：20歳未満の者

2少年の検挙・補導人員

令和5年中に検挙・補導した少年は752人で、前年から8人減少しています。
刑法犯の検挙・補導人員が増加しています。

「犯罪少年」とは…

14歳以上で罪を犯した少年

「触法少年」とは…

14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年

	令和5年	令和4年	増減
総数(人)	752	760	↓
刑法犯	585	574	↑
犯罪少年	464	413	↑
触法少年	121	161	↓
特別法犯	167	186	↓
犯罪少年	162	175	↓
触法少年	5	11	↓

3主な罪種別、法令別の少年検挙・補導人員

（1）罪種別の検挙・補導人員（刑法犯）

刑法犯で検挙・補導した少年は585人で、前年から11人増加しています。
罪種別で見ると、凶悪犯（強盗、放火など）及び粗暴犯（暴行、傷害など）の増加が顕著となっています。

【刑法犯】	令和5年	令和4年	増減
総数(人)	585	574	↑
凶悪犯	23	11	↑
粗暴犯	149	136	↑
窃盗犯	305	328	↓
知能犯	11	17	↓
風俗犯	22	14	↑
その他	75	68	↑

（2）法令別の検挙・補導人員（特別法犯）

特別法犯で検挙・補導した少年は167人で、前年から19人減少しています。
法令別で見ると、大麻取締法の増加が顕著となっています。

【特別法犯】	令和5年	令和4年	増減
総数(人)	167	186	↓
児童買春・児童ポルノ禁止法	73	92	↓
軽犯罪法	18	42	↓
迷惑行為等防止条例	20	18	↑
大麻取締法	31	16	↑
青少年環境整備条例	5	11	↓
覚醒剤取締法	3	4	↓
その他	14	2	↑

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