西部地域施設概要:大栗安棚田
施設の概要
大栗安棚田は、静岡県浜松市中心部より35kmほど北側の急峻な山間部に位置し、日本の棚田百選・静岡県棚田等十選にも選定されています。規模は、総面積8.6ha、棚田の枚数は481枚です。この棚田の特徴は、平均標高が425mと静岡県内の棚田の中でも最も高い標高に位置し、山並みと調和した石積みの美しい景観を保持していることです。
造成された時期は室町から江戸時代だと伝えられています。しかし、こうした棚田も、農業者の高齢化や人手不足等により荒廃が進んでいましたが、現在では、地域住民で組織される大栗安棚田倶楽部を中心として、棚田の景観等を受け継ごうというボランティア等により、保全活動が行われ、かつての景観が蘇りつつあります。なお、この棚田を中心とした地域では、木々に囲まれた傾斜地に棚田や茶園、住居等が点在し、昔ながらの農村風景を見ることができます。
施設の写真
施設までの交通アクセス
- 車をご利用の場合
東名高速道路:浜松ICより約72分 - 公共交通機関をご利用の場合
浜松市自主運行バス(外部サイトへリンク)「西鹿島駅」(阿多古線くんま水車の里方面行き)より「新切」(約35分)徒歩約30分
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