あっせん事例(詳細)団体交渉の促進24

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ページID1033272  更新日 2023年2月16日

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手当等の改訂の見直しについての団体交渉を求めて、あっせんを申請した事例(労働組合と会社の間のトラブル)。

申請者

労働者側

事案の概要

B社は、長距離便を担当する運転手に対し、運行に係る手当の引下げ等を通告した。A労働組合は、団交の場で、上記について社長からの詳しい説明を求めたが拒否され、その後も同様の要望をしたが応じられなかったため、あっせんを申請した。

労働者側の主張

手当引下げにあたっての説明が不十分である。社長からの、より詳細な説明の上、組合の同意を得て引下げをしてもらいたい。

使用者側の主張

燃料費高騰により採算割れしたので、引下げはやむを得ない。担当運転手から特に不満は出なかったので、理解を得られたと思っていた。説明が不足というなら、部長や総務担当から丁寧に説明する機会は作りたい。

結果 【解決】

A労働組合は、社長自らの説明を求めたいとしたのに対し、B社は、社長ではなく部長と総務担当から、改めて説明をしたいとの意向だった。社長直々の説明にこだわるより、部長や総務担当に間に入ってもらい、協議を行っていくことが今後の労使関係にとって適切であると考えられたため、あっせんではその旨A労働組合を説得し、A労働組合がこれに同意したため、B社が手当改定についての従業員説明会を開催することで協定を締結し、解決に至った。

このような内容でお悩みの場合は、各県民生活センターにご相談ください。

詳しくは次のページをご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

労働委員会事務局調整審査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2280
ファクス番号:054-221-2860
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