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更新日:平成18年10月4日
平成18年9月 県議会定例会知事提案説明要旨【2 当面する県政の課題】(9)県立病院の新たな展開と地方独立行政法人化次に、県立病院の新たな展開と地方独立行政法人化についてであります。
県立病院では、医療施設の高度化及び診療機能の充実に努めております。
総合病院では、来月下旬に、最新鋭のPET-CT(陽電子放射断層撮影装置)を装備した「静岡PETイメージングセンター」を開所し、さらに、平成20年6月には、心疾患集中治療室などを備え、最先端の高度医療を提供できる循環器病センターを開所する予定であります。
また、こども病院では、平成19年6月に、周産期センターを有する新外科病棟が開所予定で、新たに、心の問題と身体疾患を抱えた子供と、その家族の精神的ケアを図る、「こどもと家族のこころの診療センター(仮称)」の設置も予定しております。
これにより、「こころ」から「からだ」までの総合的、かつ高度・専門的な小児医療を提供する診療体制を確立し、名実ともに日本一の小児専門病院を目指してまいります。
県立3病院の運営形態につきましては、去る7月26日に、県立3病院運営形態検討会から、「県立3病院を一つの一般地方独立行政法人として運営する形態が望ましい。」との最終報告をいただきました。
県といたしましては、これらを踏まえ、県立病院が提供する医療サービスの一層の向上を図り、自律性、機動性、柔軟性のある病院運営ができるよう、県立3病院を、平成20年度中を目途に、一般地方独立行政法人に移行する方針とし、必要な準備を進めてまいります。
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